舞鶴市の新たなる挑戦!軍港・赤レンガのストーリーを「日本遺産」に
「旧北吸浄水場配水池(舞鶴旧鎮守府水道施設)」は軍港内の施設と艦艇用に大量の飲料水を確保する目的から、高台に明治34年に完成させた施設です。
レンガ造りの上屋をもち、内部には高さ5.6mのレンガ造りの導水壁が交互に5列並んでいます。平成15年、国の重要文化財に指定されました。
「海上自衛隊舞鶴地方総監部会議所(旧舞鶴鎮守府司令長官官舎)」は東郷平八郎が旧海軍舞鶴鎮守府の初代司令長官として2年間を過ごした官舎です。
舞鶴市では親しみを込めて「東郷邸」と呼んでいます。平成27年4月から、海上自衛隊舞鶴地方総監部の協力を得て、毎月第1日曜に一般公開しています。
「海軍割烹術参考書」は旧海軍が調理の担当隊員を育成するために、明治41年に編さんされました。寿司や漬け物などの日本食から、洋食や洋菓子まで、約200種類の調理法が紹介されています。現代語訳された「復刻版」が市民の手により発行され、1冊500円で市販されています。
海軍にまつわるストーリーが息づく舞鶴市の赤レンガ群。日本遺産認定の発表は4月。舞鶴市を始めとした4市の登録に期待が高まりますね。
- source:まいづる観光協会
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます
1 2