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カッコよすぎて着れない…牛1.5頭分の本革で作る、男の為の袴が斬新

TRiP EDiTOR編集部
TRiP EDiTOR編集部
2016/03/30

これほどまでに伝統を裏切った「伝統」和服を作ったブランドはあったでしょうか…。

『着物』というと、すぐに伝統に結びつける向きが強いですが、むしろ『着物を着ないこと』が今では日本の伝統となっていますーーこの衝撃的な言葉を突きつけた、男和服と袴の専門店「和次元 滴や」は、今年3月26日の10周年に向けて、1年にわたり新作10作品を順次発表する記念企画『10th Anniversary Limited Collection』を実施してきました。

伝統を裏切り新たな和服文化を作り出す

カッコよすぎて着れない…牛1.5頭分の本革で作る、男の為の袴が斬新

これまでに発表された9作品では、「夏のマント」や「羽織とショールが一体化した新型羽織」など、これまでの和服の常識を覆す、新しいデザインを提案。また、和紙などの日本の伝統工芸を着物の素材に活かした斬新な挑戦で、話題を呼んでいました。

滴やでは、現代に着物が浸透しない理由を「価格」や「環境」「品質」ではなく、「カッコ良さ」が足りないからと考え、『10th Anniversary Limited Collection』では、「着る苦労を厭わないほどのカッコ良さ」がある作品を発表しています。

その斬新な着物はWEBを中心に広がり、今や海外でも反響があるほど。

ラストを締めくくる10作目は牛1.5等分を使用!?

カッコよすぎて着れない…牛1.5頭分の本革で作る、男の為の袴が斬新

今回発表した最後の10作目のテーマは「本革袴」。既成品を仕入れているわけではない滴やのこだわりは「袴」にこそあり。ということで、1作目のフェイクレザーによる袴に始まり、ラストは本革の袴で締めくくられます。

本革の袴は、かつて織田信長が所蔵していたものなど以外は見つかっておらず、滴やでも初めての挑戦。皮の素材探しから始まり、ようやく見つけた姫路のタンナー(皮から革をつくる職人)に依頼。本革から袴を仕立てた経験のある縫製職人ももちろんおらず、頼み込んでようやく完成までたどり着きました。

TRiP EDiTOR編集部

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