きっと誰かに教えたくなる!京都縦貫自動車道の「あれ、なんだ?」

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2019/04/01
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写真:舞鶴若狭自動車道

京都の南北を貫く京都縦貫自動車道。全線開通から約4年、舞鶴若狭自動車道とのアクセスも向上し、舞鶴と福知山方面へ行くのにも便利になりましたね。ところで縦貫道を走っていて、「あれ、なんだ??」って思う光景ってないですか?

今回はKYOTO SIDE的、京都縦貫自動車道の「あれ、なんだ??」を調査してきました。運転中はくれぐれも、よそ見厳禁ですよ。

トンネルを抜けたらそこは雪国…ではなく、霧!!

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京都市から宮津市方面に向かって走行し、沓掛ICを過ぎると現れる長いトンネル。そのトンネルを抜けると、なんとなくふわ~っと白い霧がかかっていること、ないですか?

この辺りは京都府亀岡市なんですが、亀岡は「霧のまち」としても知られています。この霧は丹波霧と言い、晩秋から春にかけて、盆地である亀岡一帯を包み込みます。

霧が発生するのは、よく晴れた日の夜から朝にかけて。地表付近の気温が上空よりも低くなる放射冷却が原因で発生すると言われています。

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昨年秋には、この丹波霧を堪能できる「かめおか霧のテラス」がオープン。霧が無い時は亀岡市内が一望できて、オススメですよ〜。

山に突き刺さる白い剣の謎

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「道の駅 京丹波 味夢の里」辺りを走っている時、山に白い剣のようなものが刺さっているのを見たことありませんか?

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あれ、謎ですよね~。その正体を突き止めるべくKYOTO SIDE取材班が京丹波町役場に電話取材を行ったところ、剣の正体は「ツリーシェルター」というものであることが判明!

山に植樹をした際、苗木にこのようなカバーを付けてシカなど動物に食べられないよう保護するものなんですって!!(商品名としてヘキサチューブ、ハイトシェルターなど、いろんな呼び方があるみたいです。)


ちなみにツリーシェルターの高さまで木が伸びたら外すそうなので、いつも同じ場所で見られるわけではないそうですよ。

トンネルの上にある円形の土地!

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綾部JCTから京都縦貫自動車道に別れを告げ、舞鶴若狭自動車道へ。福知山市で福知山城、三段池公園などでひとしきり遊んだ帰り道、綾部市に入って最初のトンネルの上に半円形の不思議な土地を発見!

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なんと、あれは私市円山古墳(きさいちまるやまこふん)という京都府内最大規模の円墳なんです。こんなに大きな古墳なのに、1988年までその存在は知られていなかったのだとか。舞鶴若狭自動車建設の際、偶然発見されたのだそうです。

最初の予定では山を切り開き道路を通す計画をしていたのですが、古墳の保存運動がおこり、話し合いの末、古墳の下にトンネルを通す方法に変更されました(この工法だと莫大な費用がかかるのだとか)。すごい~!!

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ちなみに墳頂部の中央から発見された木棺内からは、短甲・冑・錣(しころ)・鉄刀・鉄鏃(てつぞく)・農工具・鏡・玉類などの副葬品が出土。平成6年3月に国史跡に、出土品は平成16年3月に京都府指定文化財に指定され、現在は古墳公園となっています。ぜひ、お出かけしてみてくださいね^^

取材で京都縦貫自動車道舞鶴若狭自動車道を通る時、いつも「あれ、なんだろう?」と思っていたものの謎が解けました!みなさんが京都府の中部・北部方面へお出かけの際、ちょっとしたドライブトークのネタになりますように^^

source:KYOTOSIDE

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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