世界観に浸る。デジタルアート「チームラボ」を楽しむ常設展示8選

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2019/06/05

平面から立体へ、映像によりその世界に没入し、不思議な体験を味わえるデジタルアート。そんな最新テクノロジーとクリエイティブを融合させ、さまざまなアート作品を生み出しているのが「チームラボ」です。

チームラボは世界各国で期間限定の個展を行い、多くの人気を集めていますが、全国各地やさらには海外の施設では常設で楽しめる作品も多くあります。

そこで今回は、アート集団「チームラボ」の美しい世界感を心ゆくまで体験できる、国内外のスポットをご紹介します。

GINZA SIX/東京都中央区

image by:PR TIMES

東京都中央区の銀座にある総合商業施設「GINZA SIX」には、館内の吹き抜けにチームラボによる「」というアート作品が展示されています。

この「滝」はデジタルによって滝の流れを再現したものです。時間帯によって、流れの様子が変わり、その迫力はまるで本物の滝ようだと評判です。

チームラボ プラネッツ TOKYO/東京都江東区

image by:PR TIMES

東京都江東区の豊洲にある「チームラボ プラネッツ TOKYO」は、チームラボが長年取り組んできた「Body Immersive」というコンセプトをもとに、人間の身体ごと作品に没入していくという趣旨のもとに作品を展開しています。

たとえば、「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」という作品では、音楽とともにさまざまな色の鯉が自分の足元を泳ぎ回り、まるで美しい湖のなかに入っているような空間を生み出します。

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス/東京都江東区

人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather image by:PR TIMES

東京のお台場にある「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」は、チームラボと森ビルのコラボしたデジタルアート専門美術館で、デジタルアート専門美術館としては世界初の施設です。

1万平方キロメートルの広大な空間に「Borderless World」、「運動の森」、「学ぶ!未来の遊園地」、「ランプの森」、「EN TEA HOUSE 幻花亭」の5つのテーマにわかれており、観覧者と展示物との境目がない世界を表現している作品を「体験」できます。



鳥道 – 黙坐/福井県吉田郡

image by:PR TIMES

福井県吉田郡にある「永平寺町魅力発信交流施設 えい坊館」では、四方と下方が映像に囲われたアート作品「鳥道 – 黙坐」を、なんと入場無料で常設展示しています。

数千〜数万の光の鳥たちが群で動くさまは非常に神秘的で、ひとつの大きな生命体のなかに取り込まれたかのような、不思議な浮遊感を味わえます。

この空間の指定場所付近にたつと、壁から床、そして空間との境目が消えて作品世界に深く深く入り込むことが可能です。

呼応する木々/徳島県徳島市

image by:PR TIMES

徳島県文化の森総合公園」内にあるアート作品「呼応する木々」は、デジタルアートにより自然が自然のままアートへ変容する「Digitized Nature」というプロジェクトのひとつです。

暗闇に立ち並ぶ公園内の木々がライトアップされ、それらの光はゆったりと呼吸するかのように弱く、そして強く輝いては消えて点滅します。

この木々を照らす光は、来場者や動物が近づくと色が変化し、独特の音色を響かせ、さらにその光は次の木へ、また次の木へと伝播していきます。

チームラボ かみさまがすまう森/佐賀県武雄市

image by:PR TIMES

チームラボ かみさまがすまう森」は常設ではありませんが、チームラボが毎年、佐賀県武雄市の「御船山楽園」で開催している展示会です。

image by:PR TIMES

自然が自然のままアートになる」というプロジェクトで、「御船山楽園」の50万平方キロメートルの大庭園で、多くの「連続する生命」をテーマにした作品を展示します。2019年7月~10月31日に開催予定です。

Story of the Forest/シンガポール

image by:PR TIMES

Story of the Forest」は、シンガポールのシンガポール国立博物館に常設展示されているデジタルアート作品です。

「Story of the Forest」とは日本語でいうと「森の物語」。その名の通り、シンガポールの森で生きる食動物をデジタルアートとして約15mのドーム内の橋と回廊の空間で表現しています。


FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE/シンガポール

image by:PR TIMES

シンガポールの総合リゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」の敷地内にある蓮の花の建物「アートサイエンス・ミュージアム」には、チームラボの全16作品が「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」として常設展示されています。

「自然」、「街」、「サンクチュアリ」、「公園」、「宇宙」の5つのゾーンにわかれており、それぞれのテーマに沿った最新デジタルテクノロジーを駆使したアート作品が体験できます。

その施設の展示は、画像を見ただけでもその素晴らしさがわかりますね。しかし、実際に体験すると本当に異空間に入ったような感覚になることは間違いありません。ぜひ、足を運んでみてくださいね。

  • image by:PR TIMES
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

 

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