お花に癒されながら…15分で簡単に登れる山梨県「甘利山」ハイキング
おうち時間が増えてきた今日この頃。2020年は遠出しずらい状況が続いていますが、最近では、密を避けて近場で過ごす「マイクロツーリズム」や新しいアウトドアの楽しみ方が注目を集めています。
まだまだ油断できない状況ですが、落ち着いたころには密な環境を避けたリフレッシュに出かけたいですよね。
今回ご紹介するのは、山梨百名山のひとつ、山梨県韮崎市にある「甘利山(あまりやま/1731m)」です。写真でも楽しめる花々が咲き誇る山なので、近所のかた、もしくはアフターコロナのハイキングの参考にしてみてくださいね。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
美しい絶景を求めて…「甘利山」ハイキング
- 甘利山の高さ:1731m
- 天候:曇り
- コース:甘利山駐車場 11:00(東屋経由)11:15 甘利山(1731m)11:23(ツツジ苑経由)11:39 甘利山駐車場
- かかった時間:登り15分/下り16分 合計31分
※コースタイムは休憩を除き、写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。そのときの体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。
2020年6月下旬、「甘利山のレンゲツツジが咲いている」という情報があり、近くにいたため寄ってみました。2004年に来たときには虫にやられ、絶滅状態でした。
ここへの訪問者は、割り箸を持って虫を1匹1匹と摘まんで取ったものです。2009年に来たときには、すっかり回復し、一面真っ赤で素晴らしいレンゲツツジの山がありました。
約11年ぶりの「甘利山」の様子は…?
今回は、久しぶりの訪問です。県道12号線から標識に沿って県道甘利山公園線を上がっていくと、「さわら池の先で通行止」の表示がありました。
県道12号に戻りもう少し北にある市道を通り、甘利山駐車場に到着。かつては「レンゲツツジ祭り」をやっていましたが、コロナで今年はやれないと思われます。平日ということもあり、駐車場には数台の車しかありませんでした。
レンゲツツジなどの高山植物をシカの食害から保護するため網が張られています。私は左ルート(東屋経由)で登ることにしました。山道脇には白いかわいい花が咲いています。「シロバナノヘビイチゴ」です。
花の近くには、写真付きで花の名前を書いたカードをぶら下げてくれています。ありがたいことですよね。またその先には、「ウマノアシガタ」という黄色の花が咲いていました。
わずか5分ほどで東屋に着きました。訪れた日は残念ながらあまり展望はよくありませんでした。
焼津アルプスの「キスミレ」もそうですが、笹に覆われるとレンゲツツジは咲くことはできません。山全体のクマササを刈るのはすごく大変な作業だと思います。
2009年に来たときより花は少なかったです。一番多いところでこんな感じ。少しピークが過ぎたのかもしれません。
レンゲツツジを見ながら木道を進んでいきます。
花によってはちょうど今の季節がピークの花もありました。