文化人をも魅了。道後温泉で癒される1日6組限定の隠れ宿「旅亭 うめ乃や」
日本最古といわれる名湯「道後温泉」。あの『日本書記』にも登場しているほど歴史深い温泉郷であり、国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」が公衆浴場として利用できたりと、訪れるだけで貴重な遺産のなかへ飛び込む体験ができます。
そんな国宝級の温泉地で「隠れ宿」と名高いのが「旅亭うめ乃や」。2021年で創業から77年という歴史のなかで数々の文化人も足を運んだという、予約困難な大人気旅館の魅力についてご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
名湯を贅沢なお宿で堪能するひととき/旅亭うめ乃や
営業を行いながら保存・修理の工事を行うという、全国でも初の試みが行われている「道後温泉本館」。およそ120年の歴史を数える重要文化財であり、道後温泉のシンボルともいえる存在の建物からおよそ8分ほど歩いたところにあるのが「旅亭うめ乃や」です。
辿り着くと、数寄屋造りの趣にあふれた外観が登場。比較的大型の宿泊施設が目立つ道後温泉郷では小規模でありながら心奪われてしまう情緒が漂い、まさに「里宿」「隠れ宿」と呼ぶに相応しい雰囲気がたっぷり。
中へと足を運ぶと、人気の温泉街ならではの喧騒が嘘のような静けさに包まれます。緑にあふれた庭園で、草木の音や鳥のさえずりが響いてくる心地良い音に身を任せているだけで癒されてしまう瞬間です。
この「旅亭うめ乃や」は、なんと1日6組のみ限定で宿泊が可能という貴重なお宿。全6室のみの客室に思い思いに過ごすことができるスペースが確保され、静寂の空間が実現しているのも頷けます。
6室それぞれに異なったコンセプトのお部屋は、予約時に選ぶことが可能。窓から覗く庭園風景の変化を最も感じられる「日暮(ひぐらし)」をはじめ、正岡子規の高弟として知られる河東碧梧桐が訪問した際に残した書が飾られている「鶯(うぐいす)」には檜造りの内風呂が。
家族連れに人気の二間続きで数寄屋造りの美しさを実感できる「侘助(わびすけ)」に続き、和モダンで統一されたインテリアの「数寄屋(すきや)」は、6部屋のうち最も広いスペースのお部屋となっています。
美しい丸窓障子に、庭園と湯築の杜を同時に眺めることができる絶景の「都鳥(みやこどり)」、景色に重厚感のある瓦屋根が映える、和室の情緒を存分に漂わせた「星車(ほしぐるま)」と、どのお部屋も迷ってしまうほど魅力にあふれています。
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そして、お宿の真骨頂といえる日本最古の名湯を満喫する温泉は2種を完備。洗練された岩造りの「杜の湯」は、まるで離れのような趣の建屋と、ほんのりと灯る心地良い明かりがたまらない半露天風呂となっています。
もうひとつは、檜の香りが贅沢に漂う内湯「花藻の湯」。こちらも間接照明の柔らかな明るさと暖かみが、名湯の雰囲気をますますアップしてくれる見事な造り。道後温泉が誇る、低張性弱アルカリ性の効能高い源泉をたっぷりと堪能できるお風呂です。
温泉を満喫した後は、スッキリと整えられたラウンジで一休み。アメリカの家具デザイナー「ジョージ・ナカシマ」の手掛けた美しいデザインの椅子が、さらにリラックスムードを高めているるスペースです。
通路脇には、珍しい本に出合うことのできる小さなライブラリーが。「フランコ・アルビニ」の真っ赤な椅子が鮮やかなポイントを加え、和の空間と見事にマッチする読書スペースが完成しています。
お宿の雰囲気と歴史ある温泉をじっくりと楽しんだ後は、クライマックスの食事タイムが待っています。愛媛の豊かな自然をダイレクトに感じられる新鮮な海の幸に、厳選された契約農家から取り寄せられた地元野菜など、食材も一級品ばかり。
瀬戸内のおいしさが詰まった日本料理は、出汁までこだわり抜いた絶品料理がズラリと並ぶ壮観の眺め、夕食はお部屋での用意も選ぶことができるため、よりリラックスしながら味わうこともできます。
また、宿泊することなく食事のみでも足を運ぶことができ、最大で32名までの同席も可能。七五三や入学祝い、結納や披露宴などお祝いの席にもぴったりの食事と空間で、とびきりの思い出を刻むひとときが過ごせそうですね。
日本を代表する古湯を擁する温泉郷で佇む「旅亭うめ乃や」。歴史深い趣とモダンなインテリアが溶け合う隠れ家的な魅力がたっぷりのお宿で、とっておきの湯浴み旅を堪能してみてはいかがでしょうか。
- 旅亭うめ乃や
- 愛媛県松山市上市2-8-9
- 089-941-2570(受付時間:9:00〜20:00/不定休)
- 道後温泉
- 公式サイト
- source:Digital PR Platform
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