日本人が気付かぬ穴場も!外国人に人気の「観光スポット」ランキング
海外からの旅行客が訪れたいと熱望する場所といえば、浮かぶのは「東京タワー」や「東京スカイツリー」「東京ディズニーリゾート」などの関東圏をイメージしがちです。しかし、実は日本のさまざまな場所に「人気観光スポット」は点在しているのをご存じでしょうか。
タイ人向け日本旅行情報Webメディア「Chill Chill Japan」が、「日本に関心のあるタイ人」に向けて調査を行った「訪日タイ人の人気観光地ランキング2021」を発表。気になる結果から中国・四国エリアの人気観光地ランキングをご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
映え写真が撮影できるスポットが満載!アニメの聖地も
第9位 由志園
1975年に観光の活発化に向けて初代園主・門脇栄氏によって開園された「由志園(ゆうしえん)」。造成が続けられ現在はおよそ4万平方メートルもの面積を誇る、池を中心に構成された圧巻の池泉廻遊式日本庭園です。
霊峰・大山や斐伊川、宍道湖など出雲地域の名所を模す数々の見どころに加え、季節により多くの花々に出会えるのも魅力。
例年5月から初夏にかけては芍薬(シャクヤク)、藤の花などが華麗に咲き乱れ、さらに牡丹に関しては「牡丹の館」が設けられ年を通じて堪能することができます。
蕎麦や会席など地域の郷土料理をいただくことができる食事処も充実し、日中の散歩を存分に満喫できるのはもちろんのこと、LEDや水中イルミネーション、プロジェクションマッピングを駆使した夜間のエンターテイメントイベントも大きな話題を集めています。
- 由志園
- 島根県松江市八束町波入1260-2
- 公式サイト
第9位 とっとり花回廊
1999年に鳥取県立としてオープンした、日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」。
その名称の通り、園内には数えきれないほどの花々が咲き乱れ、雨天でも花をめでることができる屋根付きの回廊は、約1kmに及ぶ長大なものが設置されています。
大山の麓に広がるエリアが元来持つ自然の姿を生かし、環境を大いに活用。約15分で園内を一周できる「フラワートレイン」、約8万平方メートルのスペースを1万4,000個のライトが照らす夜間庭園「ムーンライトフラワーガーデン」など、夢のような世界が広がります。
メインフラワーのユリを中心に春夏秋冬の旬の花々が展開され、なかでも国内に15品種が自生する野生ユリの全保有展示を国内で唯一行っている貴重なスポット。県産の絶品食材を味わえるレストランや、実際に挑戦可能なワークショップも人気を集めています。
- とっとり花回廊
- 鳥取県西伯郡南部町鶴田110
- 公式サイト
第9位 直島
瀬戸内海に位置し、面積は8平方キロメートル、直径は16kmの「直島」。夏には「琴弾地海水浴場」も解放されにぎわいを見せるこのスポットは、いまや現代アートの聖地として国内外で人気を伸ばしています。
島内のさまざまな場所にあらゆるアートが点在する中でも、ひときわ人気を集めているのが草間彌生氏の手掛けた「赤かぼちゃ」。フェリーの到着場でもあり、玄関口にあたる位置でお出迎えしてくれる直島のシンボル的存在です。
南部エリアには、宿泊施設でもあり現代美術を集結した美術館「ベネッセハウス」が登場。敷地内にはレストランやショップも備え、館内をめぐるだけでも見応え満点。
クロード・モネをはじめとした著名な画家たちの作品が展示されている「地中美術館」も見逃せません。
- 直島
- 直島観光旅サイト
第8位 花夢の里
およそ4万平方メートルという西日本最大級のスペースに、約45万株もの芝桜と約100万本ものネモフィラが植樹された「芝桜とネモフィラの丘」を筆頭に、菜の花畑や観光農園などが集結した「花夢の里」。
鮮やかなピンク色の芝桜と見惚れてしまうブルーのネモフィラが圧巻の光景を作り出し、まるでドレスのように身にまとった構図の写真を撮ることができる「プリンセスガーデン」。
さらにお花で描かれた壁面アート「芝桜ウォール」など、写真映えポイントの宝庫です。
芝桜とネモフィラのイメージで作られた雑貨やオリジナル商品が入手できるお土産処、ネモフィラ色のソーダに出会えるカフェや桜ピンクのうどんが食べられるレストランなど、細部までこだわりがいっぱい。ポニーの乗馬体験などもあり、子どもも楽しむことができます。
- 花夢の里
- 広島県世羅郡世羅町大字別迫1124-11
- 公式サイト