全国の駅弁300個を食べ歩いた「駅弁女子」が選ぶ、究極の6選
今こそ大人気!昔懐かしい素朴な弁当
「海苔のりべん」(福島県 郡山駅)
駅弁大会や東京駅などのターミナル駅で近年、人気が上がっているのが「海苔のりべん」。飽食の時代、駅弁界でも多種多様に凝ったものが販売される一方で、こういう素朴なものに心惹かれるのも自然なことかもしれない。
駅弁の三種の神器、玉子焼、焼鮭、かまぼこがそろい踏みし、肉類や油物が入らない素朴な味わいだ。
昔懐かしい感じだが、意外にも2007年発売とまだ歴史は浅い。
この駅弁を生み出したのは福豆屋の4人姉妹の末っ子で現専務さん。子どもの頃、お母様が忙しい駅弁づくりの傍らで、自分たちのためにも弁当をつくってくれた。残り物のおかずの他、海苔を2段にすることと、玉子焼だけは別につくった愛情弁当。その嬉しかった思い出を再現したものだ。
郡山駅(福島県郡山市燧田195)
そのほかの購入できる駅:東京駅(駅弁屋 祭)
海苔のりべん
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