他県には譲れん。地元が誇る、日本全国の意外な「発祥の地」
けん玉の発祥の地/広島県
16世紀ごろより、世界各地では貴族や上流階級の人々の間で親しまれていたという「けん玉」。
日本けん玉協会よると、日本では、『拳会角力図会・2巻』(1809年)という古い文献で、けん玉でフランス王も遊んでいた記録が残されています。
また、私たちが慣れ親しんでいる、現代のスタイルのけん玉は、1918年に広島県呉市で、江草濱次(えぐさはまじ)氏の考案で、「日月ボール(にちげつぼーる)」が誕生しました。
この日月ボールの生産は、木材で有名な広島県廿日市。この土地には「けん玉発祥の地」として、けん玉の碑が建てられています。
珍味発祥の地/愛媛県
こちらも意外。「小魚の珍味発祥の地」は、愛媛県にあるの松前町(まさきちょう)です。明治時代に、浜田佐太郎という人物が、小魚を調味し、乾燥させて販売したものが珍味の始まり。
当時は「儀助煮(ぎすけに)」と呼ばれていたそうです。それを、「おたたさん」とよばれる女性行商人がた珍味が入った桶やざる頭にのせて、販売していたそうです。
アーケード発祥の地/福岡県
「アーケード発祥の地」は福岡県です。1951年に、日本初のアーケードが同県の北九州市で完成しました。長さは約130m。
このアーケード街の名は、公募で「銀天街(ぎんてんがい)」と命名されました。いまでは全国各地の商店街にあるアーケードが、ここから始まったとは、意外ですよね。
- ・関連記事
- >>>関東人は知らない?懐かしき「アーケード商店街」に隠された謎と歴史
いま読まれてます