日本に来た外国人がリアルに買っていく「意外なお土産」【2019】
ちょっと意外?ものづくり大国・日本ならではのお土産
前述で紹介した商品以外にも、意外な人気お土産はたくさんあります。そのひとつが、爪切り。
「外国にも爪切りって、あるよね?」と思うかもしれませんが、日本製の爪切りはクオリティが高く、海外製のものと比べると切れ味が違うそうです。これも、ものづくり大国ならではのお土産と言えそうですね。
またロフトでは日本製の水筒が、中国人観光客に人気のようです。白湯やお茶を飲む習慣のある中国人は常に水筒を持ち歩くので、日常的に使える日本のメーカーの「タイガー」や「象印」をよく買っていくとのことでした。
福岡だと、中国人が水筒を爆買いしていくので、珍しい(旧品?)とかも売っていた可能性ある?#imas_cg_5th
魚鱗 (@gyorinjin) 2017年7月29日
中国人がなぜかステンレスボトルの水筒を爆買いしている
ラプター for Dear (@Raptor_taka13) 2016年11月29日
カラフルで可愛い「南部鉄器」がヨーロッパで人気!
岩手県の伝統工芸品である南部鉄器。南部鉄器は日本でも身近な製品のひとつでしたが、最近では海外から人気を集めています。なかでも従来の南部鉄器とは一味違う、カラフルな急須がヨーロッパを中心に話題です。
Learning about traditional Nambu cast ironware at Iwachu. That’s another couple of kilos in the suitcase. #Iwate #Japan #travel pic.twitter.com/gaYQFnC1Qb
Laura Crawford (@crawfplanet) 2018年2月10日
岩鋳での伝統的な南部の鉄器について学びます。
特に盛岡の「岩鋳(いわちゅう)」の急須は、海外でもファンが多く、国内外に100万点もの製品を販売しているそうですよ。
使い切りじゃない。一生使える「ジブン手帳」
一生つかえる手帳をコンセプトに、近年注目されている「ジブン手帳」。実際に台湾へ帰省する際に「ジブン手帳」をお土産として持ち帰って、とても喜ばれたという台湾出身の方に話を聞いてみました。
「お土産で買ったのは、Panasonicのドライヤー、目薬、猫の餌、手帳かな。特にジブン手帳は良かったと言われました。手帳は一年ごとに買い換えるのが普通だけど、ジブン手帳は一生使える。来年の予定も書き換えなくて良いし日記も書ける。あと、紙の素材がとても素敵って言っていた!」
日本のお土産が海外で好評だと、なんだか嬉しい気持ちになりますね。このほかには、どのようなメイド・イン・ジャパンのアイテムが人気を集めているのでしょうか。実際にアメリカと韓国、マレーシアからの訪日観光客に伺ってみました。
編集部が訪日外国人観光客のみなさんへ、リアルに聞いてみた
●アメリカからの観光客(30代・男性)
「日本の包丁は力を入れずに食材を切れるのでマストバイです!名前を入れてくれるサービスも素晴らしいです」
●韓国からの観光客(40代・女性)
「友人のお土産にロイズのチョコレートを買いました。ロイズは韓国でも人気がありますし、メイド・イン・ジャパンのチョコは美味しいですよね!」
●マレーシアからの観光客(40代・女性)
「ハンドクラフト製品を買っていきたいですね。あと、楽器は日本製がいいので。九州エリアはフルーツや米が素晴らしいのでそれも買いたいです」
以上、外国人に人気のお土産を紹介しました。私たちにとっては身近なアイテムでも、いつもと違う視点になると日本らしい「お土産」の対象となる、意外なものが入っていましたね。
東京オリンピック・パラリンピックまであと少し。ご存じの通り、政府はオリンピックを迎える2020年には訪日外国人観光客を4,000万人までに増やすというビジョンを掲げており、実際にここ数年で海外から訪れる外国人観光客が増えています。
海外から友人が日本に来た時には、どのようなものがほしいか、尋ねてみてください。意外な答えがかえってきて、新たな発見を得られるかもしれません。
image by: 編集部
source: 日本政府観光局(JNTO), PR TIMES, 岩鋳
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
※初回掲載2017年8月16日/更新2019年7月26日