移住希望ランキング、長野、富山、新潟、北海道はなぜ人気が高いか
移住者相談が3番目に多かった北海道。札幌市や旭川市などの都市部を除けば、過疎化に悩む北海道ですが、近年注目を集める町があります。
写真の街として人気。北海道・東川町
北海道の中央部にある北海道・東川町は、人口約8000人ほどの小さな町です。全国的に過疎化が進む中、過去20年間で定住者は約1000人増加した町として注目を集めています。なぜこの小さな町が注目を集めているのでしょうか。
北海道・東川町に移住希望者が多いワケ その1:「写真」で町おこし
東川町は「写真で町おこし」というユニークさで注目を集めています。
1985年に「写真の町」宣言をし、以後30年にわたり、町が一丸となって「写真写りの良い町づくり」を目指し活動してきました。2014年には「写真文化首都」宣言を写真文化の中心地として、国内だけではなく、海外からも注目を集めています。
写真の町だけに、イベントも開催。毎年開催される「東川町国際写真フェスティバル」は北海道内外に知られる存在となっています。
最近では、「インスタ映え」する町に惹かれ、カメラマンやライターなどのクリエーターが住み付いている傾向があるようです。
北海道・東川町に移住希望者が多いワケ その2:充実した子育て環境と支援制度
小さな町ですが、移住者のために子育てをサポートする施設や支援制度が充実。例えば、子育て施設や医療施設、福祉施設などが整っており、子育てしやすい環境にあります。
通園バスもあるので、送り迎えも心配いらず。子ども医療費助成、養育医療費助成、児童手当など子育てを応援する支援制度も充実しています。家族向けにとっては嬉しいですね。
北海道・東川町に移住希望者が多いワケ その3:水の町としての知名度
旭川からほど近い、大雪山国立公園の麓にある、東川町。実は全国的にも珍しい、北海道でも唯一「上水道の無い町」としても知られています。
大雪山が蓄えた雪解け水が、長い時間をかけてゆっくりと地中にしみこみ、自然の水が東町へと流れていきます。まさに自然の恵が豊富な町。天然水を飲める町で暮らすことができるなんて、最高ですよね。移住希望をするのもうなづけます!
次は山と海に囲まれた富山県。移住体験ツアーなどを積極的におこなっています。