温泉のプロが分析した、「うつ病」に効果のありそうな泉質

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2017/10/13

温泉入浴は、自律神経の働きのバランスをよくする効果があるとされる。

なかでも、副交感神経系優位(リラックス状態)になることがいいよう。

これは、40度以下くらいのぬるめの湯にゆっくりと浸かるのがいいそうだ。

42度以上のアツ湯に入ると、交感神経が優位(興奮モード)になり、血圧も心拍数も上がり、筋肉は硬直し、体が戦闘モードになってしまう。

だから熱い湯は絶対にダメなのか、というと、そうでもないというのが僕の考え方なのだが、要するに、この「交感神経と副交感神経」(この二つを自律神経という)が、バランスよくスイッチングされることが重要なのである。

少し話がそれてしまった。 ま、うつ病は遺伝するという説もあるみたいだけど、温泉に入っていれば、きっと大丈夫だよ、と、自分に向かって気休めでもつぶやいて、また今日も僕はぬる湯の温泉へ向かうのであります。

 

  • image by:photoAC
  • ※本記事はMAG2 NEWSで掲載された記事です(2017年10月13日)
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愛知県生まれの紀行作家、郷土料理写真家。編集部記者として月刊誌の編集に携わりながら全国各地を取材。『クチコミおでかけ旅情報』編集長、創刊50年を誇る現役最古の旅行雑誌『月刊旅行読売』の編集長を歴任したのちに退職、独立。これまで編集した雑誌や情報誌は数100冊、過去に泊まった宿は800軒余、入浴した温泉は3,000湯を超える。

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