青森のミステリーサークル、再び。今年は地元民の「足跡」に拡大

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2018/02/20

雨ニモマケズ、吹雪ニモマケズ

このように連休中は決して気象条件が良かったわけではありません。気温が上がっての雨、そこへ降る大雪、さらに吹雪!次々と試練が襲いかかっていました。

最終日の12日も、吹雪の中を、薄れてしまったスノーアートのメンテナンスが行われていました。

展示期間は4日間ですが、大雪や雨、吹雪もあり、何度も踏み直しのメンテナンスがされていたそうです。あるメンバーの歩数計は1日あたり2万4千歩を超えていたとか!やわらかい雪の上をスノーシューを履いて、吹雪の中をの連日2万歩を超えて歩く……。本当に頭が下がります。

隣の弘前市でも「冬の球場アート」を開催

さらに、今年は隣の弘前市とのコラボレーション企画も初開催。屋根が無い「はるか夢球場」のグラウンドに、スノーアートが描かれました。

弘前市のはるか夢球場入り口

こちらを制作したのもスノーアーティスト集団Its’ OK.、それに弘前市体育協会の方々も加わり、自治体を超えた共同事業になりました。

冬の球場アート

図案は弘前の有名な桜そして伝統の手芸こぎん刺しの図案が取り入れられています。手前に縦線が入っているのは、バックネット越しに見ているから。ちょっと視線を移すと、確かに野球場であることがわかります。

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日没後からのライトアップ後はこのように。

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最終日には図案も展示されていて、見比べることができました。

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たった一人の足跡から津軽平野に広がって

スノーアート初めての地元製作、しかも弘前市と田舎館村の2ヵ所の製作とあって、Its’ OK.の皆さんには、相当なプレッシャーがかかっていたと思います。


冬の田んぼアートを制作するスノーアーティスト集団It’s OK.

たった一人のアーティストの足跡を継承して、津軽で独自に歩みはじめたスノーアート。きっと、来年もさらに美しく延びていくことでしょう。

ぜひ、その軌跡を真冬の津軽平野に見に来てください!展望台は凍える寒さですが、展示期間中には温かな地元のフードの出店も並んでいますよ。

かじかんだ手をあたためる地産野菜のスープ

田舎館村 冬の田んぼアート
会場:道の駅いなかだて 弥生の里展望所周辺
住所:青森県南津軽郡田舎館村高樋八幡10
TEL:0172‐58‐2111(田舎館村企画観光課)
入場料(2018年公開時):大人300円、小学生100円、幼児無料

  • image by:田舎館村,斎藤美佳子
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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北海道生まれ、青森県弘前市在住のブロガー。津軽人の夫と、子どもとともに弘前市に移住。自宅を拠点にパソコンで仕事をしつつ、津軽エリアの地域情報を日々ブログで発信中。趣味でハンドメイドのキセカエヤやこぎん刺しもしています。

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