絶対カワイイ。北欧雑貨が集まるイベント「北欧屋台」で買いたいもの。

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2018/04/18

「北欧」と聞くと、雑貨や家具、インテリアを思い浮かべる人も多いはず。シンプルでぬくもりを感じるアイテムの数々は日本にも定着し、親しまれています。そんな日本での人気を象徴するように、北欧ブランドの人気雑貨が一挙に集まるギフトマーケット「北欧屋台」が全国各地で期間限定のイベントを開催しています。

今回は東京・代官山T-SITEで開催されたイベントを取材してきました。ちなみに4/26〜新宿・京王百貨店、4/27〜そごう神戸店でも開催されますよ。

北欧屋台ってなに?

リサ・ラーソンやマリメッコ、ムーミン、キッピスのほか、北欧の人気ブランドやショップが屋台を並べるように集まり、お祭りのように楽しめる期間限定のイベントです。

横浜・みなとみらいから始まり、今年で2年目を迎えました。バリエーション豊かな北欧の雑貨を扱う北欧屋台は、スタート当初は自分たちでイベントを主宰することが多かったそうですが、今では「ウチで北欧の催事をやってほしい」と全国からお声がかかるほどに。

北欧雑貨をお祭り気分で楽しみつつ、ギフト目線で製品を選んでみよう、と出かけたのは、北欧屋台が初お目見えした代官山T-SITE。さあ、どんな北欧雑貨たちに出会えるのでしょうか。

北欧オブジェといえば「リサ・ラーソン」

アニマルモチーフをユニークにデザインするスウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソン。ユニークな表情をした木製のネコたちの「こけし」を発見しました。日本では渋〜い存在のこけしですが、リサ・ラーソンのエッセンスをふり注ぐと、こんなにオシャレで味わいのある置物に。

日本で生まれた北欧ブランド「キッピス」

出版社の宝島社が伊藤忠商事と連携した、北欧発のライフスタイルブランド「キッピス(kippis)」。動物やお花、緑など自然界のいきものをモチーフにしたテキスタイルのデザインは北欧で活躍するデザイナーたちが担当しています。さまざまな布製グッズの他、リエットやジャム、クリームソースなども展開。サーモンを使った缶詰はシロクマ柄のコルク蓋付き。なんとココロにくい演出なのでしょう。


北欧発編み物ブームの先駆者「アルネ&カルロス」

ノルウェー人のアルネとスウェーデン人のカルロスという男性2人によるデザインデュオが「アルネ&カルロス」。日本でも彼らの本が出版され、ニット制作のワークショップも開催されています。ノルウェーの伝統的な文様やスカンジナビアの民族色の強いアート、大自然からインスピレーションを得ているという彼らがクリエイトしたポップでファンキーなニット製の人形は誰に贈ろうかしら。

北欧といえばやっぱりムーミン

日本のアニメでお馴染みのムーミン。子どもの頃、日本生まれだと信じていたムーミンがフィンランドで誕生したと知った時は軽くショックを受けたものです。さてムーミンの地元フィンランドでは、そのルックスが繊細なラインで描かれています。木箱入りのマグカップやココアなどの缶入りアイテムは、いつもムーミンをそばに置いておきたい人に。


1960年代から食卓を飾ったエッグスタンド「ルーシーコース」

実は北欧屋台で一番、私のココロを奪ったのがこの愛らしい子たち! デンマークで1960年代、1970年代の食卓を飾っという「ルーシーコース」のエッグスタンド(復刻版)です。ブナの木にペイントされたデザインはお人形としても愛されそう。こんな可愛いエッグスタンドにゆで卵をのせると、朝から気分も上々ってもんです。

お子さまへのギフト率ナンバーワンの反射材「グリミス」

写真のミッフィーはオランダ生まれですが、紹介したいのはこの反射板のグリフィス。北欧屋台のスタッフの方からおしえていただいたのですが、お母さんが子どものためによく買われるのがこのグリミス。これはスウェーデン生まれで、夜間の車などのヘッドライトにしっかり反射するスグレもの。見た目もかわいいのもポイント高いですね。


北欧の味わい深い陶器と王室御用達コーヒー

北欧陶器の代表格「アラビア」のファンは多いはず。フィンランドなのにアラビア?と思うでしょう。それはヘルシンキのアラビア地区で誕生したことから。北欧屋台ではこのアラビアをはじめとするヴィンテージ陶器が並んでいます。また、スウェーデン王室御用達の「ルーバリスリラ」コーヒーも。甘みと酸味が絶妙なバランスでブレンドされたこのコーヒーで優雅なコーヒーブレイクを。

久留米織とフィンランドのヴィンテージファブリックがコラボ

紺色の久留米織の生地にフィンランドで見つけた北欧ヴィンテージの布を縫い付けたアイテムも登場。日本の伝統的な織物に北欧のファブリックがアクセントになって、互いの個性が引き立っています。ワンピースやバッグやエプロンなど、1点ずつ異なるコラボの組み合わせも楽しいですよ。

フィンランド風シナモンロール

代官山TーSITEの会場では、期間中2日のみ販売されたフィンランド風シナモンロール。スタッフの方が「フィンランドに伝わるレシピを参考に、日本のパン屋さんに製造をお願いしています」とご紹介くださったシナモンロールはカルダモンとシナモンの風味が豊かに立ち上り、小ぶりながら重量感があるのが特徴。食したところ、甘みは日本の市販品よりかなり控えめなので、食事パンにオススメ。

その他、会場では「マリメッコ」のヴィンテージウェアやフィンランド最古のテキスタイルメーカー「フィンレイソン」のランチトート、「ラスムスクルンプ」のぬいぐるみ、アニマル柄がスタイリッシュなスマホカバーなどもラインナップ。たくさんの北欧雑貨に出会えるお祭りのような空間も居心地がよいです。

information

「北欧屋台」

4/26-5/2
京王百貨店 新宿店 1F 特設会場「イベントテラス」

4/27-5/6
そごう神戸店 本館9F 催会場

オフィシャルサイト
http://real.tsite.jp/daikanyama/access/index.html

  • image by:御田けいこ
  • 掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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人生の設定は「いつでも、どこでも、食いしん坊バンザイ!」。人に会い、土地を歩き名物にふれ、郷土の味をあじわいつくす、をテーマに今日もどこかを踏みしめ歩いています。広島県生まれ。

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