30年間誕生日を間違えられていた…埼玉・茨城・大分の県民の日雑学
茨城県、30年間県の誕生日を間違えていた
まさか…と思うかもしれませんが、本当の話。しかも県民の日の間違いに気づいたのは2015年の4月のことで、県史で県民の日が登場する1984年からこれまで、11月13日は茨城県が設置された日として、県のウェブサイトにも「県域に『茨城県』が置かれ、初めて県名が用いられた日」と説明していました。
疑惑が発覚したのは、間違ってはいけない入試試験の問題が発端。2015年3月4日に茨城県で公立高校入試が行われたのですが、社会科の試験で茨城県民の日に関する問題が出題された際に、「茨城県の範囲を新治県・印旛県・茨城県に統合する太政官布告が発せられたのは11月13日ではなく14日だ」という異論が出たのです。
制定当初は「茨城県という名称が初めて用いられた日」という広い解釈で設定されていたものが、少なくとも1984年の県史以降「茨城県を設置した日」として広まってしまったそうなんです。茨城県では引き続き11月13日を県民の日としていくそうですが、誕生日を間違えられたままの茨城県はどう思っているのやら?
茨城県民の日:11月13日
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