銭湯好きの新たな遠征スタイル。走って行く「風呂ラン」が気持ちいい
今回は白井駅から『白井の湯』まで片道約5kmの道のり。気温が高く、ゆっくり走っても汗が出てきます。
ゴールである温泉の旗が見えると、心なしかペースが上がっていたようでした。きっとお風呂で汗を流し、サッパリした自分をイメージされたのでしょう。
そして看板を見上げつつ、「ここか、走って着けたなー!」と嬉しそうな阿部さん。私も一緒に走りましたが、“目的地がある”ことはランニング時のモチベーションにも繋がります。特に仲間と喋りながら走れば、長い距離でもあっという間に感じてしまうことでしょう。
シャワーより風呂!温泉ならさらに効果倍増!
ゴールに着いたら、さっそく入浴です。受付の流れは風呂施設によって異なりますが、多いのが下駄箱とコインロッカーそれぞれで100円必要(使用後返却)というケース。
両替がイヤな方は、あらかじめ100円玉を用意しておきましょう。私はよく忘れてしまい、帰りには財布が両替した100円硬貨だらけになっています。
汗をかいた身体は、しっかり洗ってから入浴するのが基本。シャンプー&ボディソープは据え置きしているところが多いものの、事前に確認しておくと安心です(無い場合は販売されています)。
また、タオルは有料貸出がほとんどなので持参すると良いでしょう。
疲れた後のお風呂は、まさに至福のひととき。阿部さんも「気持ちいい〜!」と、つい笑顔がこぼれていました。
よくランニング後にシャワーだけで済ましてしまう方がいますが、入浴には以下のようなメリットがあります。
・心身をリラックスさせてくれる
・温熱作用で血流が良くなり疲労回復が期待できる
・水圧による全身のマッサージ効果が得られる
ランニングによる疲労を後に残さないためには、シャワーより入浴がオススメ。風呂ランには、こうした目的も隠されています。
お風呂の種類は場所によってさまざまですが、露天風呂があると気分が上がる方は多いはず。屋外ということで、暑い時期には半身浴なんて良いでしょう。
そのほか、訪れた場所の特徴的なお風呂を堪能するのもオススメ。例えばこちらは千葉県初という、天然温泉を用いた高濃度炭酸泉。
そのほか、塩サウナや電気風呂などもありました。こうした特別感があると、ちょっとした旅行気分を味わえます。
のぼせない程度にゆっくりと。阿部さんも、色んな種類のお風呂に入りながら、リラックスされているようでした。
お風呂で疲れた身体を癒やしたら、今度はエネルギー補給へと移ります。