熱海が最近、元気です。海に温泉、夏は花火で人気観光地に返り咲き
そんな「ATM」の観光スポットとして人気なのが、1919 (大正8) 年に別荘として築かれたレトロな洋館「起雲閣」。
非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘とならび、「熱海の三大別荘」と称された名邸です。この別荘、元は実業家の根津嘉一郎、農商相の内田信也らの別邸でしたが、1947(昭和22年)に旅館として運営されることとなり、熱海を代表する宿として、華やかな時代には山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など日本を代表する数々の文豪たちに愛された宿として知られていました。
2000(平成12年)からは、熱海市所有の観光施設となり、内部を有料で見学できます。美しい庭園と伝統的な日本家屋、そして当時の洋間建築など見どころも満載です。
- 起雲閣
- 静岡県熱海市昭和町4-2
- 0557-86-3101
- 大人510円
- 9:00~17:00
- https://www.ataminews.gr.jp/spot/114/
- JR熱海駅より相の原方面行きまたは起雲閣循環バスにて約10分→起雲閣前下車
また、熱海に行ったらはずせないのが熱海一のパワースポットである「来宮神社(きのみやじんじゃ)」。
樹齢2000年と伝わる大楠のまわりを、他人に願い事を言わずに一周すると願い事が叶うとか、寿命が1年伸びるといった言い伝えがあり、今ではすっかり日本全国にその名を知られる存在になりました。
緑がいっぱいの境内はゆっくりと散策するだけでも気持ちよく、お休み処で抹茶やうどんをいただくのもおすすめです。
他にも熱海城やサンサンビーチ、ちょっと足を伸ばしてMOA美術館など、駆け足で観光すれば日帰りでも楽しめる熱海ではありますが、せっかくなら温泉にも入りたいし、やはり1泊すると満足度が断然違います。
いま読まれてます