外国人が穴場だと思う、東京の裏観光スポット
渋谷にひっそりと佇む喫茶店「茶亭 羽當」
カフェもいいですがレトロな喫茶店で飲むコーヒーは格段と美味しく感じますよね。日本でコーヒーが登場したのは江戸時代で、鎖国の時代に長崎の出島でオランダ人から伝わったとされます。当時は、あまり日本人に受け入れられなかったんですって。明治時代になると、東京の上野に日本で初めての喫茶店「可否茶館」がオープンし、平成の今では当たり前のように飲まれています。なかでも「茶亭 羽當(さていはとう)」は1989年にオープンして以来、こだわりのコーヒーを提供しています。あのブルーボトルコーヒーの創業者も絶賛するほどおいしいコーヒーが飲める喫茶店だとか。
- 茶亭羽當(ちゃていはとう)
- 東京都渋谷区渋谷1-15-19 二葉ビル 2F
- 03-3400-9088
- 「渋谷駅」東口より徒歩3分
- 茶亭オリジナルブレンドコーヒー 850円
- 無休
- 11:00~23:30
- 明治通り 宮下パーク商店会
目黒の新しいかたちの出版社「MOUNT ZINE」
海外では「ZINE」という個人の趣味で作る雑誌が流行しています。雑誌を出版するとなると大手出版社を経由して作品を発表するというのが一般的ですが、ハードルが高いし、制約もめんどう。そこで注目されたのが「ZINE」というカルチャーなのです。あまり日本では浸透していませんが、東京の目黒には「MOUNT ZINE」というクリエイターたちに発表の場を提供しているお店があります。店内では写真、絵、小説、漫画など様々な作品が展示されていますが、すべての在庫は6ヶ月ごとに完全に更新されるとのこと。
- MOUNT ZINE SHOP
- 東京都目黒区八雲2-5-10
- 03-5726-8290
- 東急東横線「都立大学駅」から徒歩6分
- 月・火・水 定休
- 12:00〜19:00
- https://zine.mount.co.jp/shop/
代々木にある小さなカフェ「リトルナップコーヒースタンド」
世界ではサードウェーブと呼ばれる第3のコーヒーブームが到来しています。日本も例外ではなく、豆の生産地やドリップ方法などの工程にこだわりを持っているお店が増えてきました。東京では清澄白河や代々木公園付近にこだわり抜かれたスペシャルなコーヒーを提供するお店が多くあります。
代々木公園近くにある小さなコーヒースタンド、「リトルナップコーヒースタンド」は1杯ずつハンドドリップしているお店です。丁寧に淹れられた美味しいコーヒーが飲めると、実際にSNSでも話題になっていました。町歩きがてらにコーヒーを飲む方も多いようです。
東京湾のパノラマの景色「カレッタ汐留展望台」
高いところから見る東京は、また違う表情を持っています。都内には、新宿「東京都庁 展望室」、恵比寿「ガーデンプレイスタワー」、三軒茶屋「キャロットタワー」などいくつか無料で入れる展望スペースがあります。なかでも汐留にある「カレッタ汐留展望台」は築地市場と豊洲市場を見下ろせて、東京湾を一望することができます。特に夜はキラキラと輝く美しい景色が人気で、空いていたら座りながら夜景を楽しめる穴場な展望台です。
- カレッタ汐留 展望台
- 東京都港区東新橋1丁目9-2
- JR「新橋駅」より徒歩4分
- 無料
- 11:00~23:30
- カレッタ汐留 公式サイト