素晴らしい“贋作”が話題。2018年秋に行きたい全国の美術館
第8位 佐川美術館(滋賀県守山市)
滋賀県・琵琶湖のほとりに湖に浮かぶように建つ「佐川美術館」が第8位にランクイン。実はあの佐川急便が創立40周年を記念して建設したこの美術館は、自然と建築物との融合が素晴らしくフォトジェニックな美術館として注目を集めています。
日本画家・平山郁夫、彫刻家・佐藤忠良、陶芸家・樂吉左衞門の作品が常設展示されているほか、さまざまな現代アーティストたちの作品を企画展として見ることができます。子ども向けのワークショップやコンサートなども開催されており、誰が行っても楽しめる、親しみやすい美術館と言えるでしょう。
- 佐川美術館
- 滋賀県守山市水保町北川2891
- 077−585−7800
- 最寄り駅
- 一般1000円、大学生600円
- 月曜休館・祝日、振替の場合は翌日
- http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
第7位 三鷹の森 ジブリ美術館(東京都三鷹市)
日本が誇るアニメーション、スタジオジブリの世界を思いきり楽しめるのが「三鷹の森 ジブリ美術館」です。ファンなら「絶対に行ってみたい!」と思っている方も多い美術館なのではないでしょうか。
2001年のオープン以来、チケットは連日完売、完全予約制となっています。ジブリ作品は海外での人気もとても高く、このジブリ美術館を目的に来日する旅行者も後を絶ちません。展示室や展示物もすべてジブリの世界からそのまま飛び出してきたようなリアリティあふれる作りで、ジブリファンでなくとも楽しめること請け合いです。
ジブリの森では短編映画を見ることができたり、カフェで食事を楽しむこともできるので、一日中ジブリの世界に浸れます。
チケットは毎月10日、午前10時から次の月に入館できるものが発売されます。日時指定となっていますので、計画を立てて訪れましょう。
- 三鷹の森 ジブリ美術館
- 東京都三鷹市下連雀1-1−83
- 057−0055−777
- 一般・大学生1000円、中高生700円、小学生400円、幼児(4歳以上)100円
- 火曜休館
- 10:00〜17:30
- http://www.ghibli-museum.jp/
第6位 金沢21世紀美術館(石川県金沢市)
北陸新幹線の開通により東京からのアクセスも良くなり、大注目を浴びているのが「金沢21世紀美術館」です。全面ガラス張りの円形の建物は金沢のランドマークの一つとなっていますね。敷地内は館内だけではなく外にも作品が展示されており、そのどれもが体験型の芸術作品。見るだけではなく、触れてみたり覗き込んでみたりと体を使って楽しむことができるのが特徴です。
近現代の作品を中心に楽しめる「展覧会ゾーン」と無料で楽しめる「交流ゾーン」があり、近くに住む人達はのんびりとした時間を過ごすために「交流ゾーン」をよく利用しているようです。公園のような開かれた美術館と言うコンセプトを持つ金沢21世紀美術館、気持ちのよい季節にぜひ訪れたい場所です。
- 金沢21世紀美術館
- 石川県金沢市広坂1-2−1
- 076−226−2800
- 展覧会により異なる
- 開館時間 ゾーンにより異なる(展覧会ゾーンは月曜休館)
- https://www.kanazawa21.jp/