パン大好きドイツ人が選んだ、本当に美味しい「日本のパン」ランキング
ドイツ人が苦手な日本のパンは?
好きな日本のパンをランキングでご紹介しましたが、それでは逆に、苦手な日本のパンはあるのでしょうか。「あまり苦手なものは無いけど…」と言いつつ、ホフマンさんが教えてくれました。
第3位 食パン
ホ:子どもたちは給食で慣れていて気にならないみたいだけど、僕や奥さんはドイツ出身でドイツで育ったから、ふわふわした食感で、味がまったく無い食パンが苦手なんだ。
なんと、日本の朝の定番とも言える「食パン」がランクイン。食パンと言っても種類は多岐に渡り、厳密にいうと日本発祥のパンではありませんが、さらに聞くと、日本で人気の「ふわふわ、しっとりした食パン」が苦手なのだそう。
しっかりとした食感のドイツパンが主食なだけに、柔らかさを重視される日本の食パンは好みに合わないのかもしれません。
第2位 塩パン
ホ:食パンとは逆に、シンプルな見た目なのに味がしっかりしすぎて頭が混乱する。普通の見た目のパンは、バターとジャムたっぷりで食べたいな。
近年、日本でも人気を集めた「塩パン」が第2位となりました。ドイツでは惣菜系のパンはほとんどないらしく、逆に日本人はスイーツ系のパンや惣菜パンに慣れているため、パン自体に味が付いていても気にならず、見た目とのギャップも感じないのかもしれないですね。
ちなみに、美味しくて手が止まらなくなる塩パンですが、シンプルな見た目ながら意外とハイカロリーなためご注意を。
第1位 惣菜パン
ホ:焼きそばパン、明太子フランス、コロッケパンみたいなお惣菜が乗ったパンは全部苦手。家族もほとんど食べないね。なんで別々に食べないのかな? 惣菜系ではカレーパンだけが特別だよ。
ご家族満場一致で一番苦手に挙げられたのは「惣菜パン」でした。
味の無いお米とおかずを順番に食べ、口内でご飯に味付け(調味)をする「口中調味」は、日本独特の文化です。主食とおかずを別々にそれぞれを楽しむ外国人にとって、パンにそのままおかずが乗った惣菜パンは受け入れにくいようですね。