本州なのにこの景色。青い海とサンゴ礁が美しい和歌山県串本町

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2018/12/15

ワイドからスーパーマクロまで楽しめる美しい海

ネンブツダイの群れとアザハタ
世界で一番小さいタツノオトシゴの仲間、ジャパニーズ・ピグミー・シーホース

ダイビングになれたら是非挑戦してもらいたいのが水中写真です。秋から冬にかけて見られる、10mを超す雲と見間違うばかりのネンブツダイの巨大な群れから、体長2mmもない世界一小さいタツノオトシゴの仲間、ジャパニーズ・ピグミー・シーホースまで、とびきりの被写体がいっぱいです。

巣穴から顔を覗かせるジョーフィシュ。口の中に卵が見える

卵をほおばって稚魚になるまで口の中で育てるジョーフィッシュや、厳つい顔のトラウツボがクリーナーシュリンプに気持ち良さそうに掃除してもらっている微笑ましい姿に出会うことも。

湾内と外洋合わせてダイビングポイントは20余り、初心者からベテランまで楽しめるダイビングポイントとして長年人気を保っています。

食料になるヒトデを巣穴に運ぶ派手な衣装のフリソデエビ

 ハイシーズンの船上はコンパクトカメラから一眼レフまで、まるで水中カメラの見本市状態です。水中カメラ派が多い土地柄だけに、ガイドさんや船のスタッフもカメラの取り扱いに慣れているので安心です。撮りたいものを伝えれば的確に探し出してくれる優秀なガイドさんがそろっているのも串本の魅力のひとつ。

毎年「串本海中フォトコンテスト」も開催されているので、カメラ好きな人は、腕試しに参加してみるのも楽しいですね。

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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水中写真家/ドローンパイロット/ライター。1957年大阪生まれ、三重県在住。紙媒体退職後、スキューバ・ダイビング関連の情報を中心にFacebookやBlogで海外向けに発信中。

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