山ノ内、白馬…海外から評価された宿が集まる、日本の人気観光地
第2位 由布/大分県
由布院温泉や湯平温泉など、言わずもがな超有名な温泉地がそろう大分県「由布」が第2位にランクインしました。特に由布岳の麓にある金鱗湖周辺に位置する由布院温泉は、憧れの温泉地として13年連続で第1位を獲得しています。
源泉数も別府温泉に次ぐ第2位を誇り、温泉街は非常ににぎやか。しかし、高級旅館やホテルが多いため宿泊施設は落ち着いた雰囲気の場所が多く、大人の週末癒し旅にもってこいのエリアといえます。
また寒い季節の朝イチには、金鱗湖にもうもうと霧が立ち込め、とても幻想的な風景が広がります。これは湖の底から清水だけでなく温泉も湧き出ているため、その温度差によって特に空気が冷え込む冬季に多く発生するんだとか。ぜひ一度、見てみたい景色ですね。
第1位 野沢温泉/長野県
第1位は、ゲレンデあり・温泉ありの 長野県「野沢温泉」です。温泉の歴史はかなり古く、724年ごろに僧侶「行基」が発見したという一説があります。
そして同エリアの一番の特徴は、宿泊施設を伴わない、「外湯」と呼ばれる共同浴場が13カ所もあることです。外湯は地域の方々が管理をしており、基本的には入浴料は定めておらず、賽銭箱へ感謝の気持ちを入れるスタイル。
源泉は弱アルカリ性で、良質な100%天然温泉がそろっており、宿泊施設をこのエリアに選べば、気軽に温泉めぐりを楽しむことができます。
もちろん、スキーリゾートとしても人気で、同県内の白馬と並び訪日外国人観光客も多く訪れます。温泉施設が点在していることから宿泊施設の周辺にあわせて飲食店も多く、近距離で完結して楽しめるのも魅力のひとつといえそうです。
野沢温泉村の統計(PDF)で2016年時点の数値を見てみると、100%天然雪の野沢温泉スキー場利用者数や、そのほかの観光施設入館者数も年々増加しており、注目度が高まっていることがわかります。まだ雪が残るこの時期に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
各国の有名観光地を抑え、野沢温泉が8位に
世界中の宿泊施設を対象にした今回の「ゲスト・レビュー・アワード 2018」において、日本は受賞率が高い地域として長野県の「野沢温泉」が8位にランクインしました。全体を見ても、スキーなどのスノーアクティビティと温泉が同時に楽しめる地域に、高評価な宿泊施設が集まっているようですね。
旅行先に迷っている方はぜひ今回のランキングを参考に、エリア選びや宿泊先選びをしてみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
image by:divedog/Shutterstock.com
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。