グルメな外国人がお味噌汁に恋してる？海外視点で再発見する日本文化

2019/06/26

1位 ガンダム
2位 NARUTO
3位 一休さん
4位 ダッフィー
5位 ワンピース、ゾロ

「アニメ検索ランキング」では、日本でもおなじみのアニメ「ガンダム（機動戦士ガンダム）」や「NARUTO」などの面々が多数登場。そのほかにもキャラクターの名前で検索するなど、アニメに関する知識も充実しているようです。

現在、中国では「iQIYI」「Youku」「ビリビリ動画（bilibili）」などの配信サイトで、日本のアニメを視聴することができます。シーズンごとに新作を楽しめますが、日本の定番アニメである「ドラえもん」や「一休さん」などが有名なのだとか。

ただ、動画は配信されてもグッズは手に入りにくいそうで、訪日の機会にビッグカメラやヨドバシカメラなどでショッピングしていくケースが多いみたいですよ。

今回、1位に輝いた「ガンダム」はテレビアニメ放送開始から2019年で40周年を迎える有名作品です。

これまで中国国内でガンダムがテレビ放送されたことはないものの、インターネットの普及により90年代後期から徐々に知名度が上がったといわれています。ちなみにガンダムは中国語で「高達」と訳されるのだそう。

また中国ではガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」にも人気が集まっているようで、2018年には中国国内初のフラッグシップショップ、「THE GUNDAM BASE SHANGHAI（高達基地上海）」が上海にオープンしています。

とはいえ輸入品より日本で買う方が断然安いため、旅行のお土産にガンプラを購入する方が増えている様子。空港免税店でもガンプラが販売されています。

5位にランクインしたのは人気アニメ「ONE PIECE（ワンピース）」。いまやさまざまな言語で翻訳され、日本だけでなく世界中に多くのファンがいる人気作品です。

2013年に中国の大手動画サイト「捜狐視頻（tv.sohu.com）」が独占ライセンスで配信することになった際には、なんと配信から3週間目で累計視聴回数が約1億回を記録したとか。

その後「IQIYI」でも配信され、最多再生回数が約103.1億回という驚異的な数字を叩き出しています。これは国内の人気アニメと比べても約5倍以上の数字なのだそう。これだけでもワンピースが中国でどれほどの人気作品であるかがうかがえますよね。

今回のランキングの結果をみると、主人公のルフィに次いで人気のあるキャラクター「ロロノア・ゾロ」に注目が集まっているのがわかります。

ゾロはルフィ率いる海賊団、麦わらの一味の戦闘員であり三刀流の剣士。緑色の短髪にピアス、腹巻が特徴的です。もしかしたらクールでストイックな男気溢れるゾロの魅力は万国共通なのかもしれませんね。

中国人観光客の方々がどのようなことに興味を持ち、どのようなことを求めて日本に来日しているのか、リアルな最新事情が判明した今回のランキング。国内外で愛される定番スポットだけでなく、ちょっと意外な食文化なども注目を集めているようですね。

もっと観光客が増加すると予想されていますが、今後はどんなコンテンツに人気が集まっていくのか楽しみですね。みなさんもぜひ海外の視点を通して、ステキな日本文化を再発見してみてはいかがでしょうか。

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