サヨナラ、平成。この時期にこそ行っておきたい「海外旅行先」10選
いよいよ2019年4月で「平成」が終わります。約30年間でしたが、「旅」にフォーカスしてみても、SNSが発達し個人個人でフリーダムに旅行を楽しむようになったりと、色々なことがありました。
そんな大きな変動もあった平成が終わるまでに「ここは行っておきたい」、あるいは「もう一度行っておきたい」と思うスポットもあるのではないでしょうか。
そこで、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」は、10代~70代の男女1,065名を対象に「平成最後に行きたい旅行先」に関する調査を実施しました。今回はこのランキングのなかから「平成最後に行きたい国や地域」を紹介します。
第10位 中国・カンボジア
ランキング第10位は中国とカンボジアが同率で同位にランキングしました。中国は世界最高の人口と広大な広さを持つ雄大な国です。
歴史も約4,000年もあり、観光スポットを挙げれば切りがありません。世界遺産だけでも、北京の天安門、同じく北京の故宮、頤和園、万里の長城など数多くあります。
また、最近では上海が大きく成長しており、アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界9位と評価されるほどの大都市に成長しました。しかし、上海の高層ビル群は東京やニューヨークの高層ビル群とは異なり、オリエンタリズムを感じるエキゾチックな都会としておすすめの街です。
カンボジアは、東南アジアのインドシナ半島南部にある立憲君主制国家です。世界遺産に登録されているアンコールの巨大遺跡群があることで有名な国ですね。
もちろんアンコールワット以外でも、100万人を超える水上生活者が暮らしているというトンレサップ湖、首都プノンペンでの王宮巡りなど、魅力的な観光スポットが盛りだくさんの国です。
第9位 モルディブ
9位にはモルディブがランクインしました。モルディブはアジアのインド洋にある島国で、インドとスリランカの南西に位置します。26の環礁や約1,200の島々から成り、約200の島に人が住む高温多湿の熱帯気候の国です。
2010年の人口は39万6,334人ですが、人口を上回る数の観光客が訪れており1999年には43万人を超えています。
一つの島に一つのリゾートがあることで有名で、一つの島内で食事からアクティビティ、ショッピングなどすべて済ませることができます。
数多くのリゾートがあるため迷ってしまいますが、モルディブの首都マーレから国内線で南へ約40分のところにある、手付かずの自然が残るラーム環礁はモルディブ屈指の美しさを誇るリゾートとしておすすめです。
第8位 イタリア
8位にランクインしたイタリアは、かつてのローマ帝国の遺跡やローマ教皇庁によって統治されるカトリック教会と、東方典礼カトリック教会の中心地であるバチカン市国もあり、観光スポットの宝庫ともいうべき国です。
そして、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が45件、自然遺産が4件存在しています(2013年時点)。
見どころは、まずは首都・ローマです。ローマにはコロッセオ、フォロ・ロマーノ、パンテオンといったローマ帝国の遺跡が数多く残っています。また、水の都と言われるヴェニスも外せませんね。とにかく観光地が多すぎて困ってしまうほどです。
第6位 ベトナム・スペイン
6位にはベトナムとスペインが同率で同位にランクインしました。ベトナムは首都ハノイを中心に、古き良き文化を残している国です。ハノイは1000年以上にわたり首都として栄えてきたため、各時代の歴史的建造物が多く残されています。
李朝時代に建てられた寺院を、フランス統治時代の建築物、ベトナム戦争時代の収容所などベトナムの歴史を語るには欠かせない街です。また、ハロン湾、ニンビンなどの景勝地も魅力です。
スペインといえば、闘牛とフラメンコの情熱の国というイメージがうかびます。また、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、オビエドとアストゥリアス王国の建造物群、ピレネー山脈のモン・ペルデュ、アルタミラ洞窟など世界遺産も多く、見どころ満載の国です。
また北部ナバーラ州パンプローナという街で、毎年7月6日から14日まで行われる牛追いの祭礼「サン・フェルミン祭」は、ニュースでも取り上げられる世界的に有名な祭りです。牛に追われるこの祭りでは、毎年のようにけが人が絶えません。