台湾人が愛する島国・ニッポン。海外から人気を集める面白い離島めぐり
2.風情ある街・倉敷が人気を牽引!「岡山旅行」
次はに検索されていたのは繁体字で「岡山旅行」でした。岡山といえば岡山城や後楽園など、歴史的な観光地も豊富な場所ですが、検索数は2017年からの1年間で22%も増加しています。
なかでも「倉敷」の年間検索数の伸びがけん引していることがわかりました。「倉敷」の年間検索数は、実は「岡山旅行」の年間検索数を大きく上回っており、多くの台湾人から注目を集めているようです。
倉敷には本州と四国を結ぶ「瀬戸大橋」や倉敷川での川遊び「くらしき川舟流し」などがあります。日本情緒をあじわえる街なので海外からの観光需要が高まっているのかもしれませんね。
また、大阪や京都をメインで観光し、日帰りで岡山に観光する人が多い傾向にあるようです。そのため岡山旅行よりも倉敷という観光地で検索する方が多いのかもしれませんね。
3.豊かな大自然が愛される「鹿児島旅行」
繁体字での検索が増加しているのが「鹿児島旅行」。2017年(平成29年)のデータですが、鹿児島県内の外国人宿泊数は前年比で54.7%も増加しています。特に台湾はチャイナエアラインの増便などが影響し、鹿児島に訪れる方が増えたのかもしれませんね。
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屋久島の美しい自然は多くの人々を感動させています。そのほかにも芋焼酎や黒豚といったグルメ、本場大島紬や薩摩焼などの伝統工芸も豊富で魅力満載です。
4.台湾人から安定した人気を誇る「沖縄旅行」
日本を代表する人気観光地、沖縄。沖縄県の観光客数は2018年時点で6年連続で最高記録を記録しており、外国人観光客数は14.2%増。なかでも台湾からの観光客は約88万9,700人も訪れているそうですよ。
「沖縄旅行」の検索数は2017年と比較して27%ほど減少していますが、すでに観光地として知名度が高く、安定した人気を誇ることから検索数が減少傾向にあると考えられています。
沖縄は温暖な気候で自然も美しく、異国情緒が味わえる街として国内からも人気を集めていますよね。それは台湾でも同じなのでしょう。さらに日本の本土よりも台湾の方が近い距離にあるため、週末などの短期間でも旅行しやすいといった特徴もあるのかもしれません。
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どこまでも続くエメラルドグリーンの美しい海と世界遺産の首里城や八重山諸島の手付かずの大自然など、魅力満載のスポットですね。では、続いては関心が高まっている離島についてご紹介していきます。