台湾人が愛する島国・ニッポン。海外から人気を集める面白い離島めぐり
5.クルーズ船が立ち寄る絶景の離島「奄美大島」
日本語での検索結果が増加傾向にある離島のひとつ目が「奄美大島」でした。鹿児島県に属する奄美大島は奄美群島のなかでもっとも大きな島です。沖縄と同じく温暖な気候で美しい自然と景色が残されています。
植生物が異なり、特別天然記念物のアマミノクロウサギがいることで有名です。ほかにも、ルリカケス、オーストンオオアカゲラ、オオトラツグミ、アカヒゲ、オカヤドカリ、ケナガネズミ、ジュゴンといった天然記念物や絶滅危惧種が多く存在します。
奄美大島には台湾の観光客を乗せたクルーズ船「サンプリンセス号」が寄港していた影響も大きいのかもしれませんね。奄美新聞社の記事によると、2018年7月20日〜9月21日まで計8回寄港しており、多くの台湾人が奄美大島を訪れたそうですよ。
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また、2019年度は7月頃からサンプリンセス号の寄港が始まるそうです。この奄美大島の絶景を楽しみにしている台湾人も多いかもしれませんね。
6.豊かな自然を求めて訪れたい離島「宮古島」
沖縄県に属する宮古列島の宮古島。日本語で「宮古島」を検索する数は2018年7月がもっとも多く約12,100件となっていました。
宮古島の入域観光客数は、2019年2月時点で前年同月と比べると21.87%の1万2,546人にも上ります。要因としては那覇と宮古を結ぶ直行便が増便したり、クルーズ船の寄港が増えたことが挙げられます。
宮古島はサンゴ礁が有名で、また洞窟潜水でダイバーに有名なスポットです。東平安名岬、与那覇前浜ビーチ、砂山ビーチ、吉野海岸新城海岸、パイナガマビーチ、八重干瀬、伊良部大橋といった南海の離島ならではの魅力がたっぷり。
ちなみに宮古島も奄美大島と同じく台湾からサンプリンセス号が寄港しており、宮古島の豊な自然と過ごしやすい気候に癒された方も多いことでしょう。
7.歴史と自然を感じられる離島「伊江島」
日本語で「伊江島」と検索する数は年々増加傾向にあり、2017年8月では約170件でしたが、2018年8月では約720件にも増えていました。
沖縄県国頭郡の村である伊江島には、伊江島タッチュー(イータッチュー)の愛称で親しまれている標高172.2メートルの城山(ぐすくやま)や、があります。また歴史を物語る史跡も残されており、知る人ぞ知る観光スポットとなっています。
真っ白で粒子の細かい綺麗なビーチがたくさん。夜景もとても綺麗で、夜になると手を伸ばしたら届きそうなほど星がたくさん輝いています。
悲しい歴史ですが、沖縄戦で激戦地となった伊江島。島にはいまでも戦跡が残されています。
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自然の美しさが残されている離島。主に沖縄県や鹿児島県の離島をご紹介してきましたが、ほかにも個性豊かな離島が台湾人の心を掴んでいるようですよ。続いては新潟県の佐渡島をご紹介していきます!