台湾人が愛する島国・ニッポン。海外から人気を集める面白い離島めぐり
10.台湾人は猫が好き?猫がたくさんいる離島「藍島」
福岡県北九州市に属する藍島(あいのしま)は通称「猫島」として知られています。2018年4月の検索数は前年比のおよそ4倍と、小さな離島が注目を集めています。
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実は福岡県には「あいのしま」と呼ばれる島がふたつあります。藍の字の藍島は北九州市の離島で、JR小倉駅からほどちかいフェリーに乗って約35〜40分ほどで到着します。
フェリーの船着場を降りると、すぐに猫たちが寄ってきます。島にはなんと約300匹の野良猫がいるとか。いたるところに猫がたくさん日向ぼっこしていたりするので、猫好きにはたまらない島ですね。
藍島は潮が引くと、一面に畳を敷いたような千畳敷が現れます。この岩盤の千畳敷が現れるとその上を歩くこともできるので、猫だけでなく、珍しい自然の景色を楽しむこともできますよ。
おなじ福岡にある、おなじ猫の離島「相島」
同じ名前の、もうひとつのあいのしま「相島」。こちらの相島は玄界灘に浮かぶ福岡県糟屋郡新宮町の島です。藍島と同じく猫がたくさん生息する猫島として人気を集めています。
台湾でも猫村が話題に?台湾・ホウトン
今回ご紹介したような藍島や相島以外に、日本各地には猫島と呼ばれる猫が生息する島がたくさんあります。でも、どうして台湾人は日本の離島で絶景を楽しむだけでなく、猫島に訪れているのでしょうか?
台湾の台北出身で来日歴7年のリンさん(仮名)によると、「台湾ではいま猫村といわれる『ホウトン』という場所がSNSで人気を集めています。」とのこと。どうやら台湾でも猫がたくさん生息する、少し変わったスポットが人気のようですね。
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このホウトンでは、SNSなどを通して台湾中で話題になり、猫好きをはじめとした多くの方が訪れているそうですよ。台湾では猫村ですが、すこし日本の猫島に似ているような気もしますね。
今回の調査結果では地方への旅行だけでなく、美しい絶景を楽しめる離島や少し変わった離島が注目を集めていることが分かりました。特にうさぎ島や猫島はかなり意外でしたが、動物好きはどこの国でも変わらないようですね。
みなさんもゴールデンウィークの大型連休には、日本の離島へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
source: PR TIMES,日本政府観光局(JNTO),沖縄県 入域観光客数,琉球新報,鹿児島県の観光動向調査結果,奄美新聞社
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