神秘的かつ幻想的な、天に浮かぶ城たち。全国の「天空の城」5選
観光スポットとして注目を集めている「天空の城」。火をつけたのは、「日本のマチュピチュ」とも称される、兵庫県朝来市にある竹田城跡ですが、日本にはこのほかにも「天空の城」があるのです。
今回は、そんな日本全国にある「天空の城」をピックアップしてご紹介します。
越前大野城/福井県大野市
まずは、福井県大野市の「越前大野城」。この城は、1775(安永4)年に焼失しましたが、昭和になって天守閣が再建されました。続日本100名城に選定されている美しい城です。
標高249mの亀山の山頂にあるため、ここも雲海に浮かぶ城として知られています。現在は、有志により結成されている「ラピュタの会」が、「天空の城」として知名度アップに勤めています。
城がある亀山の山頂からの眺めは素晴らしく、大野市の町が一望できます。
郡上八幡城/岐阜県郡上市
岐阜県郡上市にある「郡上八幡城」は、明治時代にいったん取り壊されましたが、昭和になって天守が木造で再建。戦国時代末期に建築された城で、内助の功で有名な「山内一豊の妻」所縁の城です。続日本100名城にも選定されています。
天守からの眺めは素晴らしく、郡上市の街並みが一望できます。また、天守近くまで車で行くことができるため、観光客にも非常に好評なスポットです。
竹田城跡/兵庫県朝来市
兵庫県朝来市の「竹田城跡」は、標高353mの古城山山頂に築かれた山城の遺構です。早朝などに雲海が発生した時には、山全体が雲に包まれ、幻想的な光景が見られます。
城跡の規模は東西100m、南北に400m。2006(平成18)年には日本100名城に選定されています。
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