にゃんとも癒されるにゃー。絶景も楽しめる「世界の猫の街」6選
日本には猫好きの聖地といわれるスポットがありますよね。例えば、愛媛県「青島」や香川県「男木島」などでは、島民よりも猫の数の方が多いといわれるほど、たくさんの猫が暮らしています。
そんな猫スポットは日本だけでなく世界各地に点在していることをご存じでしたか?今回は猫たちがのびのびと生きる、世界の猫の街をご紹介していきます。
※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
マルタ島/マルタ共和国

マルタ共和国の「マルタ島」は、面積246平方キロメートルの小さな島にもかかわらず、約70万~80万匹の猫が暮らしているといわれています。これは、猫に魔除けの力があると信じていた古代エジプト王朝が持ち込んだのがはじまりだそう。
その数はマルタ共和国の人口の倍近くにのぼります。マルタ島にはマルタ共和国の首都であるバレッタがありますが、ここは世界遺産に登録されている歴史のある街であると同時に、猫の街でもあるのです。

マルタ島のなかで1番の猫スポットは、スピノーラ湾に面している海岸公園「インディペンデンス・ガーデン」です。
ここは「猫公園」と異名をとるほど多くの猫が暮らしており、ご覧のとおりの巨大な猫の像もあるほど。特に朝方が狙い目で、人なつっこい猫たちがわんさとたむろしており、猫好きにはたまらないスポットなのです。
ドゥブロブニク/クロアチア

続いてご紹介するのは、クロアチアの「ドゥブロブニク」です。この街は、中世からアドリア海の貿易上の拠点である港町として栄えてきました。
1979年には旧市街地が世界遺産に登録されています。そして、この旧市街地にはたくさんの猫がいるのです。

ほとんどが野良猫ですが、港町であるため食べ物は豊富で生活には困らず、のんびりと昼寝や散歩をしています。
観光客はその猫の多さに驚くそうです。また、野良でありながらも人なつっこく、頭のいいと評判です。釣り人を見つけると、釣った魚のおこぼれをもらおうと多くの猫が寄ってくるそうです。
シャウエン/モロッコ

「シャウエン」はモロッコ北部の都市で、どの建物も青色で統一されている不思議な街です。
その理由は、15世紀にこの街にやってきたユダヤ人たちが、ユダヤ教で神聖な色とされている青色に塗る習慣を始めたことによります。このユニークな街にも多くの猫が暮らしています。

この街の猫たちはみんな人に慣れています。そばに寄っても動じず、写真撮影にも落ち着いて応じてくれます。また、顔が可愛く毛並みのいい猫が多いことでも知られています。