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泉質、レモン果汁レベル。アート×温泉で五感を解放する箱根旅

小林繭
小林繭
2019/06/01

東京から近場の温泉地として真っ先に思い浮かぶのが箱根。年間を通して人気の一大観光地ですが、温泉場としての歴史は古く、開湯は奈良時代といわれています。

その温泉の数はなんと20にものぼり、「箱根二十湯」と謳われるのはご存じのとおり。いざ箱根へ!といっても、どの温泉に行こうか迷うという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は“すすき野原”で有名な仙石原温泉の、不思議なアート体験もできる「アトリエ温泉旅館」ピックアップ。

こちらは、旧爆裂口である大涌谷の噴気孔からの引き湯で、東京近郊では珍しい貴重な“濁り湯”を楽しめます。しかもpH2の超酸性湯と聞けば、温泉好きなら食指を動かさないはずありません。

温泉×アートをコンセプトに生まれた「アトリエ温泉旅館」

image by:photoNN/Shutterstock.com

にぎやかな湯本や芦ノ湖畔とは異なる仙石原は、静かにリラックスを求める滞在を追求する人にぴったりなエリアです。

近隣には「ポーラ美術館」「箱根ガラスの森美術館」「箱根ラリック美術館」「星の王子さまミュージアム」などの美術館が点在する“箱根のアートエリア”として雑誌などで紹介されることも多くあります。

仙石原の高台の上に現れるエントランス image by:小林繭

そんな仙石原の特性を活かし、“温泉×アート”な滞在を提案するのが「星野リゾート 界 仙石原」です。温泉×アートと聞くとなんのことやら?と思うかもしれませんね。

アートに触れながら過ごす温泉宿、つまり、滞在中ずっとアートを感じたりアートに触れたりしながら過ごせるようデザインされた宿と聞けば、なるほどとうなずくはず。

全16室ある客室はすべて目の前に開ける仙石原の自然を眺める客室露天風つき!この部屋からの眺望がまず素晴らしく、これだけで十分に満足ともいえますが、同施設ではこれにアートがプラスされます。


お土産を買えるギャラリーショップにもアートな作品が並びます image by:小林繭

館内のいたるところにはアート作品が展示され、温泉宿やホテルというよりも、どこか美術館やギャラリーを思わせる佇まい。

湯上りどろこの壁にももちろんアート image by:小林繭

それぞれの客室に置かれたアート作品は、オープン時に開催された「アーティストイン ・ レジデンス 箱根仙石原」でアーティストたちが実際にここに泊まりながら制作した作品なんだそう。アートのある空間で寝起きする体験というのはちょっと、いやかなり新鮮です。

ずらりと画材が並ぶアトリエライブラリー image by:小林繭

また、「アトリエ温泉旅館」とうたっているとおり、ロビー階にはゲストがいつでも自由に絵を描けるよう、色とりどりのクレヨンや色鉛筆が並ぶアトリエライブラリーがあるのも特徴です。

カラフルな絵具に、見ているだけで気持ちがわくわく image by:小林繭

このずらりと並ぶカラフルな画材を見ていると、確かに久しぶりに絵を描いてみたい気分になるもの。見るだけのアートから体験するアートとして、手ぬぐいの絵付け・色付けをはじめ、写真やデッサン、盆栽などのワークショップも開催されています。

そして、ユニークなのがお部屋に気に入ったアートを貸し出してくれるレンタルアートサービスです。イーゼルに飾って好きな場所に絵を置くことができるので、これだと温泉につかりながらの絵画鑑賞も可能。なかなかオツな体験かと思いました。

一緒にヨガマットもセットになっているので、推奨される楽しみ方はバルコニーで絵を眺めながらのヨガではないでしょうか。

小林繭

東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノやロハスネタを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

泉質、レモン果汁レベル。アート×温泉で五感を解放する箱根旅
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