アジアを超える欧米人気。最新「ひとり旅」注目スポットランキング

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2019/05/29

史上最長といわれた2019年のゴールデンウィーク(以下、GW)が終わり、旅の思い出を振り返る時期となりました。家族や恋人、友人同士と、グループで旅立つ方がほとんどのなか、自由気ままなひとり旅を楽しんだ方もいるのではないでしょうか。

この度、旅行検索エンジンKAYAKが、航空券検索データを基に前年のゴールデンウィーク期間と比較し、渡航人数1名での航空券検索数の上昇率が高かった「ひとり旅注目スポット」ランキングを発表しました。

昨今のひとり旅事情はどのようになっているのか、早速チェックしてみましょう。

例年人気のアジア諸国を上回り、長距離旅行先が今年の注目スポットに

今回発表された「ひとり旅注目スポット」トップ10のうち、欧米地域から6都市がランクイン。定番人気スポットに上がる観光都市のパリやニューヨーク、ロンドンを抑え、航空券検索数が約200%上昇したカナダ・バンクーバーが見事、ランキングの1位を飾っています。

往年の「ひとり旅」といえば、バックパックを背負って低予算でアジア諸国をめぐる…といったイメージも強くありますが、短距離で比較的訪れやすいということもあり、イメージ通りに例年人気のアジア諸国。

しかし、2019年ひとり旅に出る日本人旅行者の間では、アジア諸国よりも普段はなかなか行きづらい長距離旅行先への注目度が高くなっていることも判明しました。

image by:Maridav/Shutterstock.com

今回の注目度の変化は、10連休に恵まれた特大GWの影響もあるとのこと。北米やヨーロッパなど、ゴージャスで優雅に過ごせそうな地域もズラリ。歴史的な芸術文化や街の雰囲気に、心ゆくまでひとりで浸ってみるのも、最高に素敵な旅行となりそうです。

釜山 image by:Pinglabel/Shutterstock.com

それに加えて、訪れやすい場所のひとつとして日本人旅行者に例年人気の韓国・ソウルなどでも、今回の調査によると、韓国南部の釜山フィリピン・マニラへの航空券検索数が高かったことがわかります。

今年のGWひとり旅ではお馴染みの旅行先だけではなく、近場でも新たな旅行先を開拓したい旅行者が増えていることが伺えますね。


同じ韓国国内でも、文化の違いが楽しめるソウルと釜山。旅行に充てられる日数が少ない際は旅慣れた場所を選びたくなりますが、何度か訪れているからこそ、同一国内で違う場所を訪ね、その違いを体感してみるのもとても面白そうですね。

image by:Byjeng/Shutterstock.com

国内の旅行先を見てみると、前年比で検索数が23%上昇している札幌(北海道)が唯一ランクインしています。

何かの緊急事態でも帰ってきやすいということがありながら、国内旅行でも比較的遠方といえる北海道が選ばれているのかもしれません。初夏の北海道は自然も美しく、数え切れないほどのグルメと共に最高に楽しめる時期ということも魅力だと予想されます。

長期のお休みということが関係し、例年とちょっぴり違った結果が表れていた今回の「ひとり旅」調査。2019年のお盆休みは最大9連休ともいわれています。次の長期休暇に向けて、このランキングを参考に、旅先への思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

source:PR TIMES

image by:Blue Planet Studio/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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