500円で天国へ。増税しても大満足、都内の最高な「銭湯」【東京23区】
ふくの湯/文京区
旧屋号「富久の湯」が、2011(平成23)年12月にリニューアルし、現在の「ふくの湯」へ屋号を変更。ユニークかつおしゃれな外観から本当に銭湯なの?と思ってしまうかも。
入り口上部にひょうたんのような穴がある、一際目を引く和風モダンのようなデザインが特徴です。また店内のカラーリングも特徴的で、「お客様にも福がくるように」という心遣いから、風水の理論を参考にした配色になっています。
浴室は男女週替わり。鳥取県の三朝温泉をモデルとした人工ラジウム温泉、ボディジェット、エステジェットバスがそろっています。疲れが大人に外せないのが、天然生薬を中心とした薬湯「弁財天の湯」。さらに大人一人が入れる陶器製のつぼ湯、座風呂、檜湯もあり、かなり充実度の高い銭湯です。
- ふくの湯
- 東京都文京区千駄木5-41-5
- 03-3823-0371
- 東京メトロ南北線「本駒込」駅下車、徒歩約5分
- 定休日:なし
- 11〜24時/土曜、日曜、祝日は8〜24時
- 公式サイト
光明泉/目黒区
「光明泉(こうみょうせん)」は、親子三代で継承している街の銭湯です。2014年に全面リニューアルオープン。デザイナーズ銭湯として、地域の方だけでなく若者にも愛されています。
シックで落ち着きのある浴室内は、モダンなデザインがとてもおしゃれ。中目黒ショッピング帰りにぜひとも立ち寄りたい銭湯ですね。
- 光明泉
- 東京都目黒区上目黒1-6-1
- 03-3463-9793
- 中目黒駅から徒歩約3分
- 定休日:不定休
- 15:00~25:00(最終受付24:30)
- 公式サイト
梅の湯/荒川区
2016年にリニューアルオープンしたおしゃれな銭湯です。リニューアルと同時に2階建ての建物に生まれ変わりました。
梅の湯という名の通り、梅があしらわれた暖簾が特徴的です。東京で初めて水素風呂を設置した銭湯でもあり、疲労回復にも効果的なんだとか。そのほかにも薬湯や露天風呂などが用意されています。
- 梅の湯
- 東京都荒川区西尾久4-13-2
- JR田端駅から徒歩約15分
- 月曜定休
- 15:00〜25:00
- 公式サイト
小杉湯/杉並区
1933(昭和8)年に創業した「小杉湯」は、2003(平成15)年にリニューアル。その際にギャラリーを併設し、銭湯ギャラリーとしても人気を集めています。
また自然回帰水を使用しており、ジェットバスや日替わり湯、岩盤浴泉などもありますよ。
名物はなんていってもミルク風呂。とろっとした入浴剤を入れることにより、肌のキメが整うのだとか。
- 小杉湯
- 東京都杉並区高円寺北3-32-2
- JR高円寺駅より徒歩約5分
- 定休日:木曜
- 15:30〜25:45、日曜8:00〜25:45
- 公式サイト
昔ながらの形式を大事にする銭湯もあれば、デザイン志向を前に出した銭湯も。一方で、銭湯の数は悲しいことに毎年減少の傾向にあり、生き残りは決して容易なものではありません。
しかし変わらぬものは人の情。近隣住民とのコミュニケーションの場としての銭湯を、いつまでも大切に守っていきたいですね。
ここまで記事を読んでくださったかたならば、いうまでもなく銭湯好きのお仲間ですよね。どこかよい湯があると聞けば、何かと理由をつけて週に1度、月に1度は足を運んでしまうのではないでしょうか。しかしながら、一般的な日本人がどのくらいの頻度で銭湯に訪れているのか、ご存じでしょうか?
また、銭湯での一杯といえばコーヒー牛乳がおなじみですが、実際はみなさん、湯上りに何を飲んでいるのでしょう?
そんな、意外と知らない銭湯にまつわる興味深い統計があるのです。