500円で天国へ。増税しても大満足、都内の最高な「銭湯」【東京23区】
世の中の「ホント」と「ホンネ」がわかる市場調査「HoNote」では、全国1万人、および、半年以内に銭湯に行ったことがある人1,000人を対象に「銭湯・入浴に関する調査」を実施。さてさて、一体どんなことがわかったのでしょう。
さすが日本人、お風呂好きが9割以上に
まずは全国1万人を対象に「入浴は好きか」と質問したところ、およそ86%が「入浴が好き」と回答しました。性別比は男性86%、女性87%でとほぼ同率の結果に。日本人は、世界的にみても生粋の「お風呂好き」であることがわかりますね。
さらに、スーパー銭湯・健康ランド含む「銭湯が好きか」という質問に対しては、男性は70%、女性は63%が好きと回答。銭湯は人目や衛生面が気になる点などから、入浴好きよりも数値は少ないものの、6割以上の人たちが銭湯に愛着を持っているのです。
足を運ぶ頻度は2~3カ月に1回が最多
続けて、全国1万人のうち半年以内に銭湯に行った1,000名を対象に「銭湯に行く頻度」を尋ねたところ、2~3カ月に1回以上という回答がもっとも多く集まりました。月1回以上利用者については男性が47%、女性が38%、どうやら男性のほうが銭湯ユーザーが多いようです。
1回にかける費用をみると、男性は平均917円、女性は平均1,184円で、女性が男性よりも267円高い結果となっています。
東京都内の公衆浴場は500円が基本なので、より価格帯の高いスーパー銭湯やスパ、日帰り温泉への利用も多くあることが想像できます。また、近年のサウナ人気の影響から、有料サウナを利用する人の存在もあるようですね。
風呂上がり、5人に1人はコーヒー牛乳!
さらに銭湯で飲食費を使用すると回答した人に、銭湯に行った際に必ず飲む物についても聞いてみました。最も多かったのは「水」で34%、ただし給水器などで無料で提供されることが多い「水」を除くと、「お茶」「コーヒー牛乳」「ビール」の順に続いています。
注目すべきは20.6%が飲むと回答した「コーヒー牛乳」。男性のほうが24%とさらに比率が高い結果になっています。5人に1人がコーヒー牛乳を飲んでいるなんて、改めて考えてみても、かなり多いですよね。
都民の疲れをほっこりと癒してくれる、銭湯の数々。リニューアルを機に外国人観光客の受け入れが積極的になされるようになったスポットも多いようですよ。
自宅の湯船ものんびりできてよいですが、「銭湯の日」には、近所の銭湯まで足を運び、極楽のひとときを堪能してみてはいかがでしょうか。今回は東京23区のみをピックアップしましたが、まだまだ魅力的な銭湯はたくさんあります。ぜひ、自分の一押しを探してみてくださいね!
- 参考・協力:東京都浴場組合
- image by:東京都浴場組合
- ※2022年7月15日より、東京都の銭湯の入浴料金は変更になりました。
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※価格表示を一部修正しました(2022/09/29)。
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。