藤の湯／世田谷区

世田谷区用賀駅から少し歩いて裏路地を入ったところにある、隠れ家のような銭湯「藤の湯」。外観はレトロな宮造りです。浴場には東屋が設えてあり、その下には備長炭を入れた檜風呂があります。

ガラス戸を開けると、まず目に飛び込んでくるのはカキツバタのタイル絵。檜がやさしく香り、心地よい空間を演出しています。

帝国湯／荒川区

「帝国湯」は、井戸水を薪で沸かした実母散薬湯を持つ昔ながらの銭湯です。ここは何といっても、お湯が熱いことで有名。ちょっと冷えるきょうこのごろ、あつーいお湯でじっくりと体を温めてリラックスしたいところ。

薬湯、バイブラ湯、ジェットバスがありますが、薬湯以外は45度。一般に42度で熱いとされていますから、相当なものですね。

月に2回実施されている変わり湯では、野葡萄、ドクダミ、ヒバなどさまざまな香りの湯が楽しめますよ。

寿湯／板橋区

上板橋駅から約3分、およそ200mほどの距離にある銭湯「寿湯」。「サウナ」と描かれた赤い文字の看板があるアーケードを奥に進むと、オリジナルの暖簾が掛かった玄関が現れます。

風呂内は、手前に洗い場、奥に浴槽という王道の銭湯スタイル。見どころはなんといっても銭湯アートです。壁一面にモザイクタイル絵が描かれており、男湯では桃太郎の姿が見ることができますよ。

タカラ湯／足立区

「キングオブ縁側」とよばれる日本庭園が自慢の銭湯である「タカラ湯」は、銭湯好きとしては外せません。男湯ではなんと縁側から四季折々の花が楽しめます（水曜日は女湯にチェンジ）。

また、井戸水を薪で沸かした日替わりの薬湯が人気です。じわじわと身体が温まるハーブ湯を実施していますよ。

浴槽の数の多さもこの銭湯のウリなのです。気泡風呂、赤外線風呂、超音波風呂、バスクリン風呂のほか、男女ともども充実しています。全部につかりたくなりますが、のぼせないようにご注意を。

ニッポンの銭湯文化を一新させるハイセンスな浴場