あの作品世界へ没入。「聖地巡礼」で訪れたい都道府県ランキング
第3位 京都府
古都・京都。歴史ある神社仏閣、史跡、さらに戦災を免れた古い町並み、独特の文化など、漫画、アニメ、映画、ドラマなど数多くの作品の舞台となっています。また、異界と隣合わせの場所として取り上げられることも多い土地です。
下鴨神社に暮らす狸一家を描いた森見登美彦原作のアニメ『有頂天家族』は、狸や天狗が京都の街で活躍する物語で、同シリーズが2017年に京都特別親善大使に就任しています。森見作品の特徴で、京都のさまざまなスポットが作品に登場するため、京都市内が聖地で一杯になるほど。
国の登録有形文化財「京都四條 南座」や「鴨川」、世界遺産である「下鴨神社」などが代表的です。ただ、これらのフィクションだけでなく、幕末の志士や新選組といった歴史上のヒーローが活躍の舞台としていたこともあり、なんでもない街角が史跡、聖地となっていることも京都の魅力ですね。
第2位 沖縄県
南国の開放感、青い海、琉球文化、歴史などから、数多くの作品で舞台となっている沖縄。真藤丈順氏の直木賞作品『宝島』も沖縄を舞台としています。また沖縄本島だけでなく、離島も取り上げられることが多くなっているようです。
劇場版アニメ『のんのんびより ばけーしょん』では竹富島や八重山諸島と呼ばれる地域が舞台となっています。なかでも竹富島の西桟橋は印象的に描かれています。
この西桟橋は1938年に作られたもので、国の登録有形文化財にも登録されています。夕日の名所としても有名ですよ。
第1位 北海道
広大な北海道には、多くの聖地が点在しています。なかでも2017年末から2018年にかけて注目されたのが、メディアミックス作品『ラブライブ!サンシャイン!!』スクールアイドルプロジェクトのアニメ、フェスティバルの舞台となった函館です。
この作品では、五稜郭タワー、八幡坂、ラッキーピエロなどが、聖地スポットとして多くの巡礼者を迎えています。
また、映画化もされた『僕だけがいない街』では、作者(三部けい)の出身地である苫小牧が舞台となり、アニメでは細部にわたっても描写されています。
特にプラネタリウムや旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」実機(予備機)が展示されているの「苫小牧市科学センター」は、多くの場面で使用されていますよ。
ロケ地や舞台となった土地、聖地をめぐることで、より深く対象の作品世界に入り込むことができるかも知れません。また、同じ聖地を訪れていたファン同士として新たな出会いがうまれることもあるかもしれませんね。現地の思わぬ話が聞けるかもしれませんよ。
- source:PR TIMES
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