外国人がなぜスイカバーにハマる?世界が羨むニッポンのすごい菓子
訪日観光客はここでお土産を買う!
観光庁の発表によると、訪日外国人1人当たり旅行支出は14万9,248円(平成29年4月〜6月期)。この中にはお土産代も含まれますが、お土産事情として購入率が最も高い費目は「菓子類」(66.7%)となっています。
そして、旅行者の買い物場所としてはコンビニエンスストア(64.7%)がトップ。さらに空港の免税店(60.9%)、ドラッグストア(58.8%)と続きます。
この傾向を考えると、外国人旅行者はお土産のお菓子を買うのに、コンビニを利用しているということが考えられます。旅行中に自分が食べて感激した味を、家族や友人にも共有したいという意識が働いているのでしょう。
坂本さんが、10年ほど前ニュージーランドに訪れたとき、入国審査でスーツケースの中身を細かくチェックされたことがありました。
かばんから「ひとくち歌舞伎揚」の袋が出てくると、「Popular Japanese senbei(日本の有名なせんべい)」と職員にいわれ、とても驚いたとか。
もしかしたら以前、歌舞伎揚をニュージーランドで口にしたことが、その職員さんにもあったのかもしれませんね。
そうやって、人づてに日本のお菓子の魅力や発見が海外の人たちの間で、今日も話されて広がっているのでしょう。市販菓子がおいしい国に生まれた私たち日本人は、つくづく幸せ者だと感じます。
- 参考文献:国民生活センター「ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーの現状について(2010年)」
- image by:編集部
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本文を一部修正いたしました。(2019/08/28)
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