外国人がなぜスイカバーにハマる?世界が羨むニッポンのすごい菓子
ゼリー菓子部門
お土産やギフトにも喜ばれるゼリー。海外の人からはコンビニやスーパーで気軽に買えるあの商品が人気のようです。
蒟蒻畑/マンナンライフ
日本人にはおなじみのひと口サイズの「蒟蒻畑」。旅行時に小腹が空いたときにもサクッと食べられます。通常のゼリーに比べて弾力性が強く、独特の食感が外国人の間でもやみつきになるのでしょう。
「日本にはkiller jelly(殺人ゼリー)がある」
と知人から聞いたカナダ人の男性は、日本に来てその話を思い出し『蒟蒻畑』(マンナンライフ)を興味本位で食べてみたそう。結果、すっかりファンになってしまったのだとか。
殺人ゼリーとは物騒な言葉ですが、過去にこんにゃく入りゼリーで起きた悲しい窒息事故を受けて、海外のメディアが変に書き立てていたようです。しかし、「小さな子どもや高齢者の方は食べないように」という国民生活センターによる注意喚起が、現在はきちんとなされています。
フルーツゼリーの人気はもちろん、日本らしいゼリーとして人気が高いのが「コーヒーゼリー」。実は、コーヒーゼリーは日本のもので、海外では決してポピュラーなスイーツではないのだとか!ほろ苦い甘さに魅了されて、コーヒーゼリーを求めてわざわざ日本にやってくる人もいるほどです。
ドリンク部門
前述の「輸出額・輸出量及び輸出先国の推移」でも興味深い結果が出た清涼飲料水。ドリンク部門からは、この2品のラインアップです。
カルピス/アサヒ飲料
「カラダにピース」でおなじみのカルピス。カルピスブランドは1919年に誕生し、今年でなんと100周年。あの甘くとろける優しい味わいはカルピスにしかないものですね。海外でも、さまざまな国で販売されています。
「カルピスは、cow piss(うしの小便)と聞こえるので、商品名は少し妙な感じがします。しかし、名前の不思議さとは関係なくカルピスはとてもおいしいです」
というアメリカ人からの言葉も。実はその理由もあって、米国ではCALPICO(カルピコ)という名称で販売されているようです。
い・ろ・は・す/コカコーラ
日本コカ・コーラが製造するミネラルウォーター。「い・ろ・は・す」は炭酸入りやりんご、もも、トマトなど多種多様のフレーバーが展開されています。パッケージが柔らかく、丸めてゴミに出しやすいのも大きな魅力の1つですね。
「桃や梨など、これほどフレーバーが豊かでおいしい水は世界に類例を見ない」
という、マレーシア人のコメントもありました。フレーバーの充実度でいえば、アルコール飲料の『ほろよい』についても高い評価がありました。こうしたバリエーションの細やかさも日本の商品の特色なのでしょう。
日本ではありとあらゆる場所に自動販売機が置かれていますが、これも外国人が驚くポイントだとか。国によってはセキュリティの問題で自販機がほとんど置かれていないこともあるよう。
選べる飲料の多さや温かいドリンクと冷たいドリンクが1つの自販機で同時に売られていることも、海外の人からは感激のようです。
外国人に褒められて、お菓子の魅力を再発見!
スナック菓子、アイス、ゼリー菓子、そしてドリンクの4部門に分けて、外国人に人気の商品を紹介してきました。いつも食べているお気に入りのお菓子はありましたか?
外国人の話を聞くと、訪日した際に自分用や家族、知人へ日本のお菓子を大量買いするケースも多いようです。リーズナブルでおいしいので、お土産としてのコスパも最高なんだとか。
ところで、外国人はどこでお土産を買っているのでしょうか。