この春、きっと忘れられない。心ゆさぶる全国の「一本桜・名桜」19選
淡墨桜/岐阜県本巣市
例年の見ごろ:4月上旬~4月中旬
岐阜県本巣市の「淡墨桜」は、樹齢1,500年以上のエドヒガンの一本桜の代表格。「三大巨桜」のひとつであり、国の天然記念物でもあります。
高さは16.3m、幹囲り9.91mを誇り、散りぎわに淡い墨色にあるため、この名がつけられました。アクセスは、樽見鉄道樽見線樽見駅を下車後、徒歩で約15分ほど。
又兵衛桜/奈良県宇陀市
例年の見ごろ:4月上旬
奈良県宇陀市にある「又兵衛桜」は、樹齢300といわれるシダレザクラです。高さは13m、幹回りは約3m。「又兵衛」という名の由来は、戦国武将の後藤又兵衛がこの地へ落ち延び、僧侶として一生を終えたという伝説からきています。
見ごろは、4月上旬でアクセスは、近鉄榛原駅から奈良交通「大宇陀」行バスにて約17分「大宇陀」終点下車、徒歩で約20分。
樽見の大桜/兵庫県養父市
例年の見ごろ:4月上旬~4月中旬
兵庫県養父市樽見にある「樽見の大桜」は、エドヒガンの一本桜で、国の天然記念物に指定されています。樹齢が約1,000年を越えるという説もあり、別名「仙桜」とも呼ばれています。かつては高さ20mあったそうですが、現在は13.8mとなっています。
見ごろは、4月上旬~4月中旬にかけて。アクセスは自動車で北近畿豊岡自動車道養父IC、または八鹿氷ノ山ICから登山口駐車場に。そこから徒歩で400mほどです。
醍醐桜/岡山県真庭市
例年の見ごろ:4月上旬
岡山県真庭市にある「醍醐桜」はエドヒガンザクラの一本桜で、「新日本名木百選」のひとつです。また、岡山県の天然記念物にも指定されています。樹齢は700年~1,000年とみられており、高さ18m、幹周り7m、根本周囲9.2mの大きさ。
例年の見ごろは、4月上旬。アクセスは自動車で、中国自動車道北房インターチェンジより国道313号・県道84号を通り約12kmです。
一心行の大桜/熊本県南阿蘇村
例年の見ごろ:3月下旬~4月上旬
熊本県南阿蘇村にある「一心行の大桜」は、樹齢400年以上のヤマザクラの一本桜です。高さは14m、幹周囲は7.35m、東西に21.3m、南北に26mにも広がる巨大な木です。
毎年、3月下旬~4月上旬にかけて見ごろを迎えます。アクセスは、南阿蘇鉄道中松駅から徒歩で約15分。
日本の国花ともいうべき全国の桜の名所をご紹介してきました。シダレザクラあり、エドヒガンザクラなど、さまざまな種類の桜が全国にはたくさんあります。
2020年は各地でお花見関連のイベントが中止されていますが、来年のお出かけの参考にしてみてくださいね。
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