この春、きっと忘れられない。心ゆさぶる全国の「一本桜・名桜」19選
春に美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって馴染み深い花のひとつです。桜は平安時代以降に花の代名詞のようになったといわれており、華やかに咲き誇り、散りゆく儚さは見る人の心をつかんで離しません。
今回は、多くの人を魅了する全国の一本桜をはじめとした名桜をご紹介していきます。
目次
石割桜/岩手県盛岡市
例年の見ごろ:4月中旬
岩手県盛岡市にある一本桜「石割桜」です。国の天然記念物に指定されており、花崗岩の割れ目からニョッキっと生えています。直径は約1.35m、樹齢は360年を越えており、盛岡市民に親しまれています。
例年の見ごろは4月中旬で、アクセスはJR盛岡駅から徒歩約20分。
小岩井農場の一本桜/岩手県雫石市
例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬
小岩井農場まきば園の「一本桜」は、エドヒガンの一本桜です。小岩井農場まきば園の中にあり、岩手山を背景に美しく立っています。
見ごろは毎年、ゴールデンウィーク期間中。小岩井農場へのアクセスは、東北自動車道盛岡I.Cより国道46号を秋田方面へ約12km、一本桜はまきば園入口より約1.5kmにあります。
三春滝桜/福島県三春町
例年の見ごろ:4月中旬
福島県三春町にある「三春滝桜」は、推定樹齢なんと1,000年を超えるといわれるベニシダレザクラです。国の天然記念物に指定されており、日本の「三大巨桜」のひとつとして知られています。
その大きさは、高さ12m、根回り11m、幹周り9.5m。見ごろは4月中旬。アクセスはJR磐越東線・三春駅から約8km。花見シーズンには三春駅発の有料シャトルバスが運行されます。
乙姫桜/福島県白河市
例年の見ごろ:4月中旬~4月下旬
福島県白河市にある開会山妙関寺の「乙姫桜」は、日本の代表的なシダレザクラで、樹齢は約400年とみられています。周辺には、ゲンセイザクラ、ユウキザクラがあり、「城下町しだれ三桜」と呼ばれ親しまれています。
例年の見ごろは、4月中旬~4月下旬で、アクセスは電車で白河駅より徒歩約10分。
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