新宿、だけど箱根の温泉。大都会の空を独り占めする旅館「由縁 新宿」
しっとり落ち着く和室タイプの部屋も見どころ
続いてフロントを抜け、地上18階建ての宿泊棟へ。客室は、7タイプ全193部屋。部屋の入り口で靴を脱ぎ、素足でくつろげる和室タイプです。
視線を低く集め、空間全体に広がりを感じるデザインにするなど、コンパクトな空間でも快適に過ごせる工夫が施されています。
一部の客室のベッド背面は、藁すさを用いた漆喰壁で、温かみのある落ち着いたしつらえに。日本国内の方はほっとできる、そして海外の方には日本文化を体験できる空間になっています。
さらに外へ目を向けると、まるで雪見窓のようなワイドな窓が設えられています。10階以上のお部屋からは、隣のビルを気にせず新宿のビル群を一望することができますよ。
最も多い客室は「セミダブル」。最大2名で利用可能で、面積は12平米。決して広くはありませんが、間口を1.6mもとっているため、思ったより広く感じられます。
また、通常であれば廊下になるスペースを洗面台やデスクとして有効活用しているため、ミニマムでも快適な空間になっていますよ。こちらのお部屋は、1名で9,000円~、2名だと1部屋11,000円~。カップルや友達同士で利用すれば、一人当たり5,500円~とお得に宿泊可能です。
「ツインルーム」は60室。布団のように低い位置にベッドを設置しているので、日本の生活文化を感じられる作りになっています。1名11,000円〜、2名14,000円〜で宿泊できますよ。
そして最大4名利用できる限定2室の「YUENスイートルーム」は51平米もあり、広々。部屋からは、西新宿の大パノラマを独り占めできます。ちなみに一番広いスイートルームでも、宿泊料金は2名で1泊1室40,000円~。最大4名で利用した場合、1室50,000円~と、手の届く贅沢体験が可能です。
アメニティや浴衣にも和のしつらえが
同施設オリジナルの浴衣は、そのままお散歩できるよう、カジュアル&モダンに作られています。また一緒に雪駄と足袋タイプの靴下を用意。浴衣の着方も、英語や中国語など多言語対応の説明書きが添えられていることもあり、外国人ゲストがこの浴衣を着て外出するなど、大変喜ばれているそう。
お重をモチーフにしたアメニティボックスには、お茶請けのお菓子2種類と東京・奥多摩のほうじ茶&緑茶などが詰め込まれています。お重の蓋を開けるたびに、なんだかワクワクしてしまいますね。さらに名水100選に選ばれた岐阜県・長良川のお水も無料でついてきますよ。
- ・共通アメニティ
- シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・歯ブラシ・カミソリ・ヘアブラシ・綿棒・バスタオル・ボディタオル・ハンドタオル・浴衣・雪駄・足袋タイプの靴下・湯かご・ペットボトル水・お茶請け菓子・お茶(緑茶・ほうじ茶)