都心にいながら箱根の湯を「露天風呂」で満喫

最上階18階には大浴場が設けられています。目玉はなんといっても、箱根「小田急 山のホテル」から湧き出す自家温泉「芦ノ湯温泉 つつじの湯」から運んだ、源泉を使った温泉露天風呂です。

泉質はph8.6のアルカリ性単純温泉。トロリとした柔らかな感触で、美肌の湯として人気です。

この露天風呂では、箱根の温泉を楽しみながら、新宿副都心の夜景が一望できます。ベストタイムは夕暮れ時でしょうか。新宿のビル群に沈みゆく夕日を露天風呂から眺めれば、心もリラックスする贅沢なひとときとなること間違いなしですね。

また、浴槽にはヒノキや御影石を使用。内湯は浄水ですが、ゆず湯や菖蒲湯など季節や行事に応じた季節湯を定期的に用意する予定なんだとか。

こちらの大浴場の利用は、宿泊者のみ。箱根まで行かなくても、都心で温泉につかる贅沢を味わえる…そんなこともあってか、宿泊客は旅行者だけでなく、都内在住の方々が「ステイケーション」として温泉を求めて泊まりに来ているそうです。

この大浴場があるからという理由で、出張時の宿泊先にと、ビジネスでの利用客も意外に多いのだとか。なにせ大浴場は深夜2時まで利用可能なので、仕事帰りに温泉を楽しむ贅沢な時間を満喫できますよ。

• 利用時間：6時〜10時／15時〜26時（最終入場25時45分）

味にこだわるレストランも完備

客室、温泉と充実の同施設ですが、1階、通りに面した平屋部分に離れのように佇むレストラン「夏下冬上（かかとうじょう）」では、日本各地の旬の食材を使った天ぷらと鉄板焼きのふたつのスタイルで楽しめます。

イチョウの木を贅沢に使った8mの白木のカウンターの上部には網代網をあしらい、テーブル席上部にはスギの無垢材を渡しており、接待などにも使えそうな雰囲気も魅力。

また、店内からは四季折々の風景が楽しめる坪庭を望むこともできますよ。朝食は宿泊者のみですが、ランチ、ディナー時には一般客も利用可能となっています。

新宿という都心にいながら、温泉に癒される新感覚の旅館「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」。今度のお休みや仕事帰りには、温泉宿まで遠出しなくても、都心にある穴場スポットで旅気分を味わってみてはいかがでしょうか。

• image by:ONSEN RYOKAN 由縁 新宿
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