日本人は体形を気にしすぎ?世界7カ国「ビーチ旅行」比較調査

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2019/08/25

国内外問わず、夏の旅行で行きたい場所といえば最高のビーチ。海や砂浜の美しさ、さまざまなアクティビティに加え、かわいい水着ファッションも思いっきり楽しみたい方もいるのではないでしょうか。

この度、。世界最大級の総合旅行サイト「エクスペディア・ジャパン」が、夏休みシーズンに合わせて、世界7カ国(イギリス、フランス、ドイツ、 イタリア、スペイン、韓国、日本)の18歳以上の男女計8,000名を対象に「ビーチ旅行」に関する調査を実施しました。

世界中の人がビーチ旅をする時、どんなことを気にしているのか?早速、ご紹介します。

体形を気にしすぎな日本人と、一方で体を気にせずヌードにも寛容なのは?

「ビーチ休暇を取る際、体形は気がかりですか?」という質問では、日本人は世界7か国のなかでもっとも「ビーチに行く体形ではないこと」を気にしている人が多いことがわかりました。

外国人の方とは元々の骨格から比べると、水着の着こなしに差がついてしまうと感じるシーンがあるのかもしれませんが、やはり堂々と披露できる体形だと心から感じている人は少ないようです。

また、日本人は「ビーチ休暇へ向けた準備で一番お金と時間を使うもの」に「ダイエット」を挙げた人がイタリアに次いで多いという結果も明らかになりました。

普段から露出度に関しても海外の人より非常に低めではありますが、ビーチでは水着を着用することで必ず体形が見えてしまうため、一層気にかかってしまうといえます。

さらに、日本人は世界7か国の中で女性のビキニ着用率が15%と、最も低い結果に。先程の質問と同様。ほかの6か国と比べて、他人の目線や、自身の体形を気にする傾向が伺えます。

そして「ビーチでトップレスになったことがある」と回答した女性は2%、ヌードになったことがある人は男女合わせて3%でどちらも最下位でした。


一方で、ビキニの着用率が半数を超えているスペインは、ビーチでトップレスになったことがある女性も4割以上という結果に。

海外では「ヌーディストビーチ」と呼ばれる、裸での遊泳が許されているビーチも存在するなど、文化の違いが浮き彫りになっているともいえるこの結果。

日本ではトップレスで堂々とビーチを楽しめる機会がないことが、大きな要因のひとつですね。

ビーチでのヌード経験の国際比較では、ドイツが調査国の中で1位となり、全体のおよそ4分の1の人が経験しているということが明らかになりました。

ドイツの文化では、ヌードになって過ごすことも日常化しているのだと考えられます。

「一番最近行ったビーチ旅行」の日数比較では、日本と韓国は「4日以下」という回答が6割以上を占めました。

しかし、ヨーロッパ諸国では全体的に「5日以上」という長期旅行と回答した割合が多く、アジアと欧州ではビーチ旅行に対する意識の違いが見られる結果に。欧州は、休暇が長めに取得できるという部分もあるかもしれません。

そんなビーチ旅行の重要なポイントとして、日本以外の国では「総費用」または「綺麗なビーチ」が1位を獲得。

唯一異なる結果となった日本人が選んだ最重要ポイントは、「安全なビーチ」。海難事故なども多いことから、日本人の危機管理意識の高さが垣間見えます。

「一生のうちに行ってみたいビーチ」は、日本を含むすべての調査国でTOP3にランクインした「モルディブ」が、全体ランキングでも1位になりました。最近では日本人のハネムーン先としても有名ですが、世界からの注目度も高いようです。

image by:Shutterstock.com

一方、日本では4割の人が「沖縄」と回答し、1位に。東京からおよそ2時間半で数多くの美しいビーチに訪れることができる上、国内という安心感も考慮された結果なのかもしれません。

「SNSで投稿されるトレンドや写真でもっともイラッとするもの」の1位には、全体の3割が回答した「アヒル口の自撮り」に。最近では見かけることが減ったアヒル口ですが、根強くイライラを与えている模様。

続いて入った、気になる「ホットドッグか脚かのクイズ(Hot dogs or legs)」。この「ホットドッグクイズ」は、日本以外の6か国では3位以内にランクインしていますが、日本では6位と、現段階ではまだあまり浸透していない様子。

海外の流行に敏感なため、まもなく日本でもビーチ写真のトレンドに「ホットドッグクイズ」が入るかも?

国内外の違いに面白さが見えてくる、夏のビーチ事情。日本のみなさんも体形のことは一度忘れて、まずは近場で、自分らしく気軽にビーチ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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