知られざる絶景名所も。東北地方の穴場的な「観光スポット」10選

日本全国には、いろんな有名観光スポットが存在していますよね。例えば東北地方だと、岩手県の「小岩井農場」や秋田県の「田沢湖」など、あげたらキリがないほど魅力あふれる名所がたくさん。

しかしながら、知名度の高い観光名所は、すでに訪れたことがあったり、有名だからこそ人が多すぎたり。そこで今回はあまり知られていないけど、実は美しい景色を楽しめる東北地方の「穴場的な観光名所」をご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

七折の滝/岩手県花巻市

image by:photolibrary

岩手県花巻市にある「七折の滝」。こちらは水が流れ落ちているというより、吹きだしている日本でも珍しい滝です。

標高850mに位置する滝で、吹きだした水が七つに折れて滝つぼに落ちていくように見えるため、この名が付きました。爽快でワクワクする気分が味わえること間違いなしです。

赤坂公衆園/宮城県気仙沼市

image by:なっちゃん/PIXTA

アジサイの名所でもあるのが、宮城県気仙沼市にある「赤坂公衆園」。こここそ隠れた名スポットという名にふさわしい、地元でも知る人ぞ知る名所です。シーズンになると美しくアジサイが咲きみだれます。

もともとはかつてPTAの役員をしていた人が、ひとりで植えはじめたものなのだとか。現在では無料で公開されています。おすすめシーズンは6月下旬~7月20日ごろです。

  • 赤坂公衆園
  • 宮城県気仙沼市松崎外ヶ沢208

八隻曳(千畳敷)/宮城県気仙沼市

image by:photolibrary

宮城県気仙沼市の「八隻曳」は、唐桑半島先端にある景観地です。かつて御崎神社の祭神が八隻の船で上陸したという伝説があり、八隻曳と呼ばれています。

太平洋面したこのあたりの眺めは、まさに絶景。遊歩道もあるため、ゆっくりとこの絶景を楽しむことができます。おすすめシーズンは6月〜9月ごろです。

  • 八隻曳(千畳敷)
  • 宮城県気仙沼市唐桑町崎浜

三淵渓谷/山形県長井市

image by:photolibrary

山形県長井市の「三淵渓谷」は、長井ダムの人造湖である「ながい百秋湖」の上流にある渓谷です。ここがあまり知られていない要因のひとつとして、ボートでしか行けないということがあげられます。


しかしその美しさは、九州の「高千穂峡」などの有名スポットをしのぐとさえいう人もいるほど。素晴らしい絶景をみせてくれます。

川幅3~5mという狭い川の峡谷の両側に、高さ約50mを超える断崖絶壁がおよそ250mにもわって続くのが特徴です。

このボートルーリングは、山形鉄道フラワー長井線の「長井駅」から徒歩で約15分のところにある、観光交流センター「道の駅かわのみなと長井」で受付しています。冬期はボートの運航はありません。

田園散居集落景観/山形県飯豊町

image by:photoAC

山形県飯豊町にある「田園散居集落景観」は、あまり耳にすることがないスポットかもしれません。ところが、ここはなんと全国的にも珍しい屋敷林に囲まれた田園散居集落なのです。

四季おりおりの美しい景観を形成していますが、なぜ屋敷林に囲まれているのでしょうか。それは冬季の北風や北西風そして雪を防ぐため。

その美しさは高く評価されており、過去に農林水産主催「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」で最高賞の農林水産大臣賞を賞しています。この集落の全体像は「ホトケヤマ散居集落展望台」から、見ることができますよ。

  • ホトケヤマ散居集落展望台
  • 山形県西置賜郡飯豊町中1956
  • 公式サイト

いま読まれてます
エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
知られざる絶景名所も。東北地方の穴場的な「観光スポット」10選
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます