日本のいつもの雪景色に、外国人はなぜここまで心奪われるのか

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2020/02/01

6カ国の外国人が選んだNo.1は「白川郷」

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今回、各国でランクインしていたのが岐阜県にある「白川郷」でした。

白川郷に関しては、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、オーストラリアの6カ国で第1位に輝くほど、安定した人気を誇っています。

白川村が発表した観光統計によると、外国人観光客は約65万2,000人にのぼります(2018年3月時点)。

年々増加傾向にあり、もっとも多いのが台湾(45%)、続いて中国(14%)、タイ(9%)から観光客が訪れています。

同年の岐阜県全体の外国人延べ宿泊者数が約148万4,320人で、およそ2〜3人に1人は白川郷を訪れているといっても過言ではありません。

都市部から遠くても、あの絶景を見たい

白川郷は東京駅から新幹線等を乗り継いで約3時間以上もかかる観光地で、気軽に訪れようと思っても決してアクセスが良いとはいえません。しかし、それでもあの美しい合掌造りと雪景色に会いたいと思っている人が多いのかもしれないですね。

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ちなみに大阪・名古屋からは便利な「高山・北陸エリア周遊きっぷ」がJRから発売されています。

これは白川郷や五箇山を中心に、石川県・富山県・岐阜県などをめぐることができ、金沢から富山間の北陸新幹線の自由席にも乗り放題なので、かなりお得に周遊できるチケットです。

このように、外国人の利便性を考慮したチケットは、外国人にとっても観光地をめぐりやすく、都心部から離れた場所でも訪れるきっかけになっています。


翻訳:夢の街、白川郷。この街のすべてが大好き!

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毎年、人気を集める「白川郷ライトアップ」。今年は暖冬の影響で例年より積雪がなく、初めて雪のないライトアップがスタート。

現在では、例年通り雪化粧に染まった合掌造りを見ることができるそうですが、訪れる際は、白川郷のいまがわかるライブカメラをチェックしてみるのもよさそうですね。

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