いまが旬!脂がたっぷりのった「京鰆(きょうさわら)」を食べに舞鶴へ
鰆はどんな料理にも変身できる優秀な魚
さて朝から市場でセリを見学したのでお腹が空いてきました。続いて訪れたのが西舞鶴の料理旅館「霞月」さん。鏡板付きの舞台を持つ大広間や廊下の雰囲気を見ていたら東舞鶴の「松榮館」を思い出しました。こちらへも海軍の方が訪れたのかな。
霞月さんでは、冬場に出される会席料理には必ず1品、鰆料理がつくそうですが、今回は特別にお願いして鰆尽くし料理を作っていただきました(通常メニューにはないのですが、予約時にお尋ねすると作っていただけます)。メニューは鰆の刺身、鰆の蕪蒸し、鰆のしゃぶしゃぶ、鰆の幽庵焼、それに舞鶴産のナマコと天ぷら。
刺身は炙りと皮をひいたものの2種類を用意してくださいました。淡泊で繊細な味の鰆はポン酢でいただくと美味しい!鰆は柑橘と相性がいいんですね。鰆に添えられたスダチも良い仕事をしています。これは、お塩で食べても美味しいかも。
続いては蕪(かぶら)蒸し。白身魚らしい優しくて、ほっとする味わいです。
こちらは幽庵焼。鰆の切り身の間にマツタケを挟んで焼き、仕上げに杉板の上に乗せて焼いた超豪華な一品。マツタケと杉の香りに加え、漬け汁に加えられたユズがこれまたいい仕事をしています。
そして、しゃぶしゃぶ。お湯にくぐらせることで脂の旨味が際立ち、刺身とは違う濃厚な旨味が感じられました。いや~、鰆尽くし最高です!いろいろ食べてみてわかったのは、鰆はどんな料理にも変身できる優秀な魚だということ。オリーブオイルやバターでソテーしても美味しそう!あ、それならば帰りに鰆を買って帰ろうということで「舞鶴港とれとれセンター」へ。
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料理旅館 霞月
京都府舞鶴市字京口42
TEL:0773-75-2125
舞鶴で鮮魚を買うならココ!
舞鶴に来たら「舞鶴港とれとれセンター」へ寄らないわけにはいきませんね。市場の鮮魚仲買人が3人も出店しているから鮮度や安さはお墨付き。
そして魚介を買って帰るだけでなく、並んでいる魚介を調理してもらって、その場で食べることができるんです。
鰆のお刺身発見!炙りと皮をひいたのと2種類あるので家に帰ってすぐに食べられますね。
そのほか、舞鶴名産の蒲鉾や竹輪、じゃこにや海軍金曜日カレーも売っていますよ。
今が旬の鰆、とっても美味しかったです! 実は、とれとれセンターへ行く前に東舞鶴の赤レンガ倉庫などへも足を延ばしてみました。鰆を食べて観光して、お買いものをして楽しい1日でしたよ。みなさまも鰆を食べに舞鶴へ行かれてはいかがでしょう。
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- source:KYOTO SIDE
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