旅行計画は早めが吉。2020年ヒットする「海外旅行先」予測ランキング

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2020/02/24

話題性や出来事により、大きく注目度が変わる世界の各国。人気を集めた国への旅行者はグンと伸びる傾向がありますが、2020年はどのような国が注目を集めるのでしょうか。

この度、株式会社エイチ・アイ・エスは、今年の年末年始(2019年12月21日~2020年1月3日)の予約状況から、2020年の海外旅行動向について発表しました。気になる結果を、早速チェックしてみましょう。

新規就航とラグビー人気が旅先にも変化をもたらす?

2020年ならではの需要効果や最近の問い合わせ増加などを踏まえ、HIS社員の方々が回答した「2020年ヒットしそうな旅先」のランキングが登場しました。

第1位 ロシア

image by:PR TIMES

ダントツの票を集め、1位となったのは「ロシア」でした。なかでも特に注目されているのは極東・ウラジオストク

現在は成田と関空から直行便が就航していますが、2020年2月には日本航空(JAL)と3月には全日空(ANA)の就航が決まっており、さらに身近な旅先になること間違いなしと評判の都市です。

両社は3月より羽田からのモスクワ線就航も発表しており、ほかにも6月にはアエロフロート・ロシア航空が関空からモスクワ線、時期は未定ながらヤクーツク航空が成田からカムチャッカ線、オーロラ航空が成田からハバロフスク線、S7航空が羽田からウラジオストク線など、ロシア路線は今後も順次拡大が見込まれています

また、ロシア第2の都市・サンクトペテルブルクが、2019年10月より極東に続き電子ビザが導入されたこともプラス材料となり、まさにロシア旅行元年の幕開けといえるのかもしれません。

「ウラジオストクは航空券代も安価で飛行時間も短く、3日間でも行け、電子ビザで入国OKと流行る要素しかありません!」「現地の方がとても美しくて親切、街がおしゃれでフォトジェニック、料理が美味しいなど魅力が盛りだくさん」と、期待のコメントが寄せられています。

第2位 ニュージーランド

image by:PR TIMES

2位は「ニュージーランド」。大盛況のうちに閉幕したラグビーワールドカップ(以下・W杯)にちなんだ国・地域に票が多く集まるなか、ニュージーランドは2位と高位にランクインしました。


W杯など、大きなイベント後にある特定の国・地域に観光目的で注目が集まった大会は過去あまり例がなく、スポーツがイメージ向上の一役を担うコンテンツになることが実証されているようです。年末年始のニュージーランド予約動向についても、前年比120%と好調です。

「ラグビー人気でさらに火が着きそう。直行便もありアクセスがいいのも◎」「ラグビーW杯の余韻&世界一の星空と治安がとにかく良いです」と、安心して訪れることができるのも魅力です。

第3位 トルコ

image by:PR TIMES

3位には「トルコ」がランクイン。年々渡航者数が回復しているトルコですが、建国100周年の2023年に向け、観光客数7,500万人以上を目標とすることをトルコ文化観光省が表明しています。

ターキッシュエアラインズによる既存の「成田〜イスタンブール線」に加え、2020年には羽田からも就航が決まり、さらに2017年に運休した関空にも再就航が決定。

また、ANAが「羽田〜イスタンブール線」を日本の航空会社として初就航することが決まり、増便によるさらなる渡航者数の増加が見込まれています。

「早朝のカッパドキアの気球は一生に一度は見たい絶景!治安も落ち着いてきたので絶対流行る!」「日本とトルコの友好130周年の記念の年のため」と、流行る可能性が伝わってくる期待のコメントが寄せられています。

第4位 サイパン

image by:PR TIMES

4位は南国「サイパン」。2018年に直行の定期便が撤退したことで、日本から訪れる人が年々減少していたサイパンですが、スカイマークが2019年11月29日よりデイリーで就航したことをきっかけに「復活するのでは」という声が多数集まっています。

成田からスカイマークの直行便が就航したことにより、アクセスがよりよくなったと思う。価格もそれほど高くなく、学生でも行きやすい観光地になると感じた」「所要フライト時間も短く、スカイマークの直行便が就航するため」と、直行便による変化への予想が集まっています。

第5位 イスラエル

image by:PR TIMES

5位は「イスラエル」。2020年3月にエルアル・イスラエル航空が成田からテルアビブへ直行便を就航することをきっかけに、新しい旅先として注目が集まるイスラエル。3つの宗教の聖地エルサレムや、浮遊体験ができる死海など、歴史とリゾートが楽しめます

「新規就航で直行便が出るのと、アライバルビザで入国ができ、事前取得のひと手間はなし。最近お問合せをいただいています」「高額だった金額が下がり、価格面でも行きやすくなると予想」と、行きやすさの向上により、これまで興味のあった方々が次々と渡航するかもしれません。

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