嗚呼、憧れの世界遺産。日本人が恋に落ちた、海外の人気観光スポットTOP10
第7位 サント・シャペル/フランス
「サント・シャペル」はパリ中心部のシテ島にある教会で、13世紀に建てられました。「パリのセーヌ河岸」の一部として、世界遺産に登録されています。見どころは、2階にある王家の礼拝堂のステンドグラス。パリ最古といわれています。
のべ面積600平方メートル以上、15枚のガラス窓は天井まで多彩色のステンドグラスで、聖書の物語などを描いています。その美しさへの評価は高く、フランス一ともいわれています。
第6位 秦始皇兵馬俑博物館/中国
紀元前3世紀に中国を統一した秦の始皇帝の陵墓には、兵馬俑という副葬品があります。その兵馬俑を収めた兵馬俑坑を、博物館にしたものが「秦始皇兵馬俑博物館」です。始皇帝の陵墓と合わせて「秦始皇帝陵及び兵馬俑坑」として世界遺産に登録されています。
現在、兵馬俑坑は3つ発見されており、人型の兵馬俑が約8,000体出土しています。この兵馬俑は、表情・髪型・服装がそれぞれ異なっており、これを作った秦の技術力が高く評価されています。
第5位 ウルル(エアーズロック)/オーストラリア
「ウルル(エアーズロック)」はオーストラリアの中央部にある一枚岩で、高さ340m、周囲9.4km。世界で2番目に大きい一枚岩で、世界遺産に登録されている「ウルル=カタ・ジュガ国立公園」のなかにあります。岩は赤味を帯びており、朝日や夕日に照らされると赤味の色合いが変化して、神秘的な風景をつくり出します。
最近まで観光客が登れましたが、オーストラリアの先住民アボリジニがウルルを聖地としていることへの配慮が進み、2019年10月26日から観光客の登山は禁止になりました。
第4位 オルセー美術館/フランス
「オルセー美術館」はパリにある美術館で、1986年に開館しました。新しい美術館ですが、1900年のパリ万国博覧会の際に作られた駅舎を再利用して、雰囲気作りをしています。
おもに印象派の作品を展示しており、ルノワールの「ムーラン・ド・ギャレットの舞踏会」、マネの「草上の昼食」、セザンヌの「リンゴとオレンジ」、ファン・ゴッホの「自画像」などが見られます。しゃれたレストランもありますので、芸術した後にどうぞ。