京都迎賓館でセレブ気分満喫! プレミアムツアーに参加してみた

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2020/02/07

京都迎賓館プレミアムガイドツアースタート

車寄せの正面に立ってみました。屋根や天井のフォルムが美しいですね。ちらりと見える天井は吉野杉の中杢(なかもく)を使用し、正面扉はなんと樹齢700年の福井県産の欅(ケヤキ)の一枚板。あんな大きな一枚板とは! いったい、どんな巨木だったんですか。

板だけで驚くなかれ。銅製の引手には見事な有線七宝(ゆうせんしっぽう・金属にガラス質の釉薬をのせて焼成する伝統技能)がほどこされています。京都の組紐をモチーフにした図柄は “絆”の意を込めたシンプルなデザイン、これは賓客との絆を表わしているそうです。

こうやって一つ一つに意味や思いを込めて作られているんでしょうね。正面玄関からこの素晴らしさ。この先、どうなるのかしら。

玄関を入ると木の香りに交じって、ふわりとお香の香りが。ガイドさんによると毎回、ゲストに合わせた香を焚(た)き、上面奥に屏風を置くとともに、いけばなをしつらえ、歓迎の心を表すのだそう。障子と欄間の桟が生み出す陰翳が美しい。

こうやって所々でガイドさんの説明を聞きながら進んでいくのですが、ありとあらゆるところに、さりげなくも素晴らしい工芸や日本の伝統技能の数々が活かされていて目が足りない!!

だって手前にある行灯も京指物(きょうさしもの・釘を使わず木を組み合わせる木工芸)ですし、天井の材も見事。きっとあの障子紙だって実は素晴らしいものに違いない!

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