夜のお誘いに備えて。世界の面白い「ベッドタイム」の呼び方
セクス/ロシア
アメリカのメディア「Vox」の世界の性事情に関する統計を基に書かれた記事「6 maps and charts that explain sex around the world」によると、ロシアは自分の夜の生活に満足のいく人の割合も、女性がパートナーとフィニッシュに達する割合も、さらには接触による感染症に罹患(りかん)した人の割合も、世界的に高いと分かります。
また、アメリカのNewsweekの記事「SEX SURVEY REVEALS RUSSIAN DESIRES」によれば、ロシア人は見た目に性的なアピールを重視するとの調査結果もある様子。
確かに個人的な印象としても、日常的な記念撮影において、カメラの前でグラビアアイドル顔負けのポージングを欠かさない国民が、ロシア人女性という印象があります。
もちろん、同じ記事によればロシアの人たちが年々「お堅く」なっているとの情報もありますが、いずれにせよベッドインについては、ある程度は(少なくとも日本人よりは)満足していると考えられます。
そんなロシア人たちにとって、ロシア語でベッドインを何というのでしょうか。
まず、標準的な表現方法は、英語の「sex」をロシア語特有のキリル文字で「cekc」と置き換えるだけ。
キリル文字の「c」は「s」のような発音をします。「k」はアルファベットで「k」。その音をローマ字風に読むと、「セクス」になります。
ベッドイン=寝る
では、この言葉を別のバリエーションでいうとどうなるのでしょうか。
かっちりしたイメージの言い方は、「プラボイ・アクト」「プラボエ・スナシェンニェ」です。ややお堅い表現で、「性的な行動」といった言葉のニュアンスがあります。
遠回しの表現としては、日本でも「(パートナーと)寝る」で行為を意味できるように、ロシア語でも「寝る」といった意味の「ピリスパチ」で行為を意味できるとReverso Contextというオンライン辞書に書かれています。