天然温泉は都内にもあった。日本全国の人気「温泉」ランキング【2020年8月】

第4位 乳頭温泉郷/秋田県

葺き屋根の長屋が旅情をそそる鶴の湯「本陣」image by:秋田観光コンベンション協会

温泉天国として知られる秋田県には稀にみる素晴らしい泉質の温泉が点在しますが、その多くが冬季には雪のためクローズ。そんな秋田の秘湯にあって、冬季でも公共交通機関を使って訪れることができるのが「乳頭温泉郷」です。

十和田・八幡平国立公園、乳頭山麓に点在する七湯のことを「乳頭温泉郷」と呼んでおり、それぞれに源泉を持ち、その数なんと10種類以上!

廃校を移築利用した独特の風情が魅力の大釜温泉 image by:秋田観光コンベンション協会
妙乃湯の「金の湯」image by:秋田観光コンベンション協会

どうしても裸で混浴には抵抗があるという人は、「妙乃湯」へ。ダイナミックな渓流を眺めながらの露天では、バスタオルを巻いての入浴が可能なので、女性でも臆することなく露天を満喫できます。

第3位 こすもす温泉/鹿児島県

image by:小林繭

実は「家族風呂」が多い鹿児島県。今回は地元民おすすめの家族風呂、霧島山の北西、宮崎県との県境にあたる湧水町にある「こすもす温泉」を体験してみました。家族風呂がメインで22室もあり、柔らかな優しい泉質が特徴の温泉です。

image by:小林繭

同所は自分で栓を落とし蛇口をひねって湯をため使い終わったらまた栓を抜いて帰るというのがルール。つまり、温泉は完璧に使い切り方式源泉掛け流し!さすが温泉県だけあって出し惜しみしない太っ腹さですね。

第2位 雲見温泉/静岡県

image by:小林繭

伊豆の温泉はさらりとした泉質で癖がなく、またぐるりと海に囲まれた半島ならではの景観が楽しめると同時に、里山の湯の風情が楽しめるのも魅力。

全国的に見ても混浴温泉が減少している昨今、特に首都圏近郊では旅館の貸切り風呂ではない混浴温泉はもはやちょっと珍しいくらいの存在。しかし伊豆ならば、数は多くありませんがちゃんとあるんです。

image by:小林繭

記事では複数スポットをご紹介してますが、今回は雲見の「赤井浜露天風呂」をピックアップ。


無料で入ることができる、夏季限定の海を眺める露天です。無料の温泉だからこそマナーは大切、しっかり守って入浴しましょう。


第1位 長岡温泉/静岡県

長岡温泉の小径。image by:photolibrary

温泉天国の伊豆にあって、長岡温泉は正直ちょっと地味な存在です。しかし、遠いと思われがちな伊豆のなかでは抜群にアクセスのよい場所。

東京から車で約2時間、新幹線を使えばたったの1時間半!そのアクセスのよさからか、大正から昭和初期にかけては芸妓置屋があったほど温泉街としてもにぎわっていたとか。

岩露天と壺風呂がついた「こもれびの湯」。家族で入るのにぴったり!image by:小林繭

今回訪れた長岡温泉の「吉春」は、内湯と露天を備えた大浴場のほかに、貸切露天風呂が5個という湯船の多さが特徴。

湯は無色無臭のアルカリ性単純泉。美肌や筋肉疲労、胃腸病などに効果があるといわれ、飲泉も可能です。優しいお湯なので、湯めぐりにはぴったりです。

今回は1、2位とも静岡県伊豆エリアの温泉がランクインしました。新型コロナウイルスの影響で遠出ができないなか、首都圏から比較的近く、また夏らしくを望める伊豆が選ばれているのかもしれませんね。

  • image by:坂本正敬
  • ※Google Analyticsを使用した、2020年7月1日〜7月31日までのTRiP EDiTOR内「温泉」関連記事アクセス数、キーワードにてランキングを算出。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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